古代史を考える 2012年1月25日(水) 卑弥呼の墓や鏡の俗説は「偽志倭人伝」です
今は、あまり時間がないので、感想だけを記します。
最近の「邪馬台国論争」、とくにマスコミ(新聞)での「発見」を見ていると、卑弥呼の墓は奈良県の箸墓で、卑弥呼の鏡は古墳時代の三角縁神獣鏡で、つまり古墳時代の奈良県に邪馬台国はあり、対立するクナ国は、東海地方や愛知県にあるという説まで出ています。
倭国の首都、というか倭国王の卑弥呼さんがいる邪馬台国は、いつの時代なのか、どこにあるか、ですね。
「魏志倭人伝」に年号まで書いてあるので3世紀に間違いないけど、それは弥生時代だったはずなのに、いつのまにか3世紀は古墳時代であると断定する無理。
卑弥呼が古墳時代なら、どうして弥生時代の青銅器の「矛」が「倭人伝」に出てくるんでしょうか。
倭人伝は書いています「兵には矛・楯・木弓を用う」
この「古事記」「日本書紀」にも出てくる「矛」は、当然、西日本のとくに北九州の海岸に鋳型(つまり生産遺跡)が分布しています。
弥生時代の近畿地方は、青銅器「銅鐸」の時代ですから、矛など、あるはずはありません。
無理が通れば道理は引っ込んで「偽志倭人伝」にならないといいのですが。
雨宮日記 1月25日(水) 寒い夕方の「2日月」(三日月の1日前)
夕方の細い月がきれいだったので、デジカメの望遠で写真を撮りました。ちょっとぶれました。
『天文年鑑2012』では、午後9時に月齢2.2なので、1日24時間経つと月齢は1.0増えますから、1時間に0.0417、3時間で0.1251増えます。
この写真は午後6時ごろですから、月齢2.2から0.1を引いて月齢2.1の月です。
今日の朝は東京が積雪でしたが、明日は日本海側で今年最寒の大雪です。夜の「報道ステーション」では、新潟県のとんでもない高さの、人間よりかなり高いというか深いというか、すごい積雪を写していました。
雪は滅多に降らない、積もらない浜松市に転居してくる人があるのも、よくわかります。その代わり、数センチの雪でも事故続出なんですけど。
夕方の細い月がきれいだったので、デジカメの望遠で写真を撮りました。ちょっとぶれました。
『天文年鑑2012』では、午後9時に月齢2.2なので、1日24時間経つと月齢は1.0増えますから、1時間に0.0417、3時間で0.1251増えます。
この写真は午後6時ごろですから、月齢2.2から0.1を引いて月齢2.1の月です。
今日の朝は東京が積雪でしたが、明日は日本海側で今年最寒の大雪です。夜の「報道ステーション」では、新潟県のとんでもない高さの、人間よりかなり高いというか深いというか、すごい積雪を写していました。
雪は滅多に降らない、積もらない浜松市に転居してくる人があるのも、よくわかります。その代わり、数センチの雪でも事故続出なんですけど。