雨宮智彦のブログ 2 宇宙・人間・古代・日記 

浜松市の1市民として、宇宙・古代・哲学から人間までを調べ考えるブログです。2020年10月より第Ⅱ期を始めました。

雨宮日記 1月7日(土) 7日なので「七草がゆセット」!でした

2012年01月07日 19時20分15秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 1月7日(土) 7日なので「七草がゆセット」!でした
 
 お正月に暴飲暴食した人のために、薬草にもなる植物「七草」を野でつんできて、おかゆに入れて食べるのが「七草がゆ」です。

 万葉集には「春の七草」の歌はありません。

 近世に冷泉家に、次のような歌が伝わっています。誰の歌かも不明。

 「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ 春の七草」

 今日、わが家で食べたのは、コープで注文した「七草がゆセット」で、すべて北海道と東北の七草でした。

 すみません、家の周辺の、曳馬地区の野で摘んだ「若菜」ではありませんでした。

 それでも、熱くて、おいしい「七草がゆ」をフーフーしながら食べました。

 

   

雨宮日記 1月6日(金) 則子さんは風邪気味の父の代わりに七草クリニックへ

2012年01月07日 19時14分50秒 | 雨宮日誌
雨宮日記 1月6日(金) 則子さんは風邪気味の父の代わりに七草クリニックへ

 ここ2日くらい父が風邪気味で咳をしているので、父は病院へ行きたがったのですが、則子さんがメモを書いて「今、病院に行っても風邪を悪化させるだけだから、私が代理で薬をもらいにいってきます」と説得して、夕方、七草クリニックへ行きました。

 ところが、お正月明けで、クリニックはすごく混んでいて、診察までに2時間、家に帰って来て父に説明するまでに1時間、合計3時間かかりました。

 則子さんが居てくれて、ほんとうに、父のためには良かったなあ、と思います。ぼくには、できません。

 

 

本と映像の森 185 アイザック・アシモフさん『はだかの太陽』ハヤカワ文庫

2012年01月07日 19時14分25秒 | 本と映像の森
本と映像の森 185 アイザック・アシモフさん『はだかの太陽』ハヤカワ文庫、早川書房、1984年5月30日発行~1990年2月28日8刷、360ページ、定価505円+消費税=525円

 自室の本が折り重なった「本の地層」の古生代のあたりを発掘したら、この古い文庫本が出てきました。

 推理SF小説の「最高傑作」という評価もありますね。つまり、推理小説とSF小説の融合です。

 ぼくも、AAA級のお勧めです。

 アシモフさんの名前「アシモフ」から、ホンダの「アシモ」が名付けられました。

 地球人のニューヨーク警察刑事のイライジャ(「依頼じゃ」)・ベイリさんと、宇宙国家オーロラで作られた人間型ロボットの傑作、ダニール・R・オリヴォーさんの2人の名コンビが宇宙国家ソラリアでおきた殺人事件の謎に挑みます。

 前作のニューヨーク(地下の「鋼鉄都市」)を舞台におきた殺人事件を同じコンビで見事に解決したことから、今回の事件に宇宙国家からベイリさんに依頼がきます。

 宇宙国家ソラリアはロボット製造技術でぴかいちでロボットの輸出で儲けて、人間の人口よりはるかに多い奉仕ロボットで人間が生活させてもらっている社会で、人間は一人ひとりが孤立して生活してます。

 人間同士が「会う」のも自宅に居ながらの「視覚」のスクリーン電話で会う「眺める」だけなのです。

 人間同士が直接会う(「見る」)ことが困難な社会で、どのように人間による人間の殺人が可能なのか?

 そして「ロボット三原則」は、このロボットが充満している社会でどうなるのか?

 ソラリア社会の問題点を探るうちに、ベイリさんは、自らの地球社会の問題点にも気づき初めて…。

 なお、アシモフさんは、人間社会で不可欠のセックス(性交)をソラリア社会でどうしているのか、ぼやかしていますが、むしろ、ソラリアでは性交はなくて、すべて人工受精で子どもは生まれてくるとしたほうが背景がスッキリするのでは?
 
 この「はだかの太陽」は2012年1月現在で品切れか絶版のようです。

 蛇足ですが、「ロボット三原則」を以下に引用しておきます。

 第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。

 第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。

 第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない。

 そして、この「鋼鉄都市」「はだかの太陽」を出発点にして、ロボットもの「我はロボット」や「宇宙の小石」「暗黒星雲のかなたに」「宇宙気流」などの宇宙史シリーズ、さらにその先の「銀河帝国の崩壊=ファウンデーション」シリーズに接続していきます。

 SF好きの人なら「全部、読むべし」ですn
 
 

 

原発ニュース 低線量被爆で「原爆症」絶対に起こらないのか?

2012年01月07日 11時47分02秒 | 雨宮日誌
原発ニュース 低線量被爆で「原爆症」絶対に起こらないのか?

 ひごろ、あんまりネットを熱心に見ているわけではないので、ちまたのニュースを見落とす場合もあります。とくに紙の出版物へは掲載れず、ネット上の情報だけであればなおさらです。
 
 昨年12月30日に、このブログで「原発ニュース 「福島県浪江町で5月に耳なし兎が生まれた」」を掲載しましたが、関東で3・11以後、子どもや大人の鼻血が急増しているようです。

 私が初めて見たのは、戦争と平和をテーマに報道しているロシアの核実験場のルポ写真集も出した森住卓(もりずみたかし)さんの文章です。

 則子さんが1年間限定で購読している雑誌『みんなのねがい 1月号』の巻頭に森住さんのエッセイが掲載されていました。

 森住さんは、東京都町田市の子どもたちに、「鼻血、微熱、肺炎、下痢、口内炎、咳、抜け毛、爪がはがれる、倦怠感、顔のむくみ」など、様々な症状が出ていて、しかも医師が診察しても、原因不明で、これまでの薬が効かない、症状が長引くなどの特徴があると言います。

 そして森住さんは、自分が会ってきた核実験被害者と同じ症状だと言います。ぼくも長年、原水爆禁止運動にかかわってきた者ととしてそう思います。

 興味のある方は、森住さんのブログを検索して「2011年11月18日」をお読み下さい。

 そして、ネットで検索してみると、3・11以後明らかに、関東各地で鼻血になる人が事実として「問題」になっている。

 統計的調査がないので、ほんとうに3・11以前に、そういう症状がなかったのか、あったけど、3・11以後、みんな「過敏」になって話題になったのか、そういう可能性もあり得ますが。

 科学者のなかには、そういう急性障害は、低放射線量ではおこらないと決めつけている人もいますが、これまでの日本の科学者の知見は、広島・長崎の原爆の放射線によるものです。

 私が考えるのは、広島・長崎の原爆の場合のように、爆心地で100%致死量、爆心から1kmで4シーベルトの半致死量で周辺に向けてかなり急激に減衰してから残留放射能などによる緩いカーブで減衰していく、そして時間的には、秋の台風の影響もあって放射能は長期には残らなかったわけです。

 原爆の場合と比較して、原発事故による放出放射能は、その影響範囲も東日本いや日本列島全体にわたるほど広範囲で、かつ時間的には、広島・長崎と比較すると劇的に長期間に放射能が残ります。

 しかも、いちばん最初期のヨウ素131がすでに消えてしまった今の段階では、3月にはたして、どこにヨウ素のホットスポットがあったのか、ないのかもわかりません。

 「低放射線量では鼻血は出ない」という結論は科学者としては早計ではないでしょうか。

 福島の例がないかネットで検索してみると、「子に体調異変じわり 原発50キロ 福島・郡山は今 大量の鼻血、下痢、倦怠感」という「東京新聞 6月16日」の記事が見つかりました。

 専門科学者・プロ科学者もふくめて、私たちも、もっと文献をきちんと読み、調査・研究をおこなうべきです。

 原発事故という新しい状況で、新しい現象が起きている可能性もあるわけですから。

 何よりも「お母さんたちの声」「お父さんたちの声」を真摯に聞くことではないでしょうか。

 症状が出ているのは確かなので、それが(今、思い出したのですが、ぼく、去年、鼻血が出たことがありましたね。)何に寄るのか、心のストレスでそうなる可能性もあるのでは?それも、ぼくは国と東電の責任に属する被害だと思います。

 今後も調査と考察を続けます。
 

 

浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 1月4日、5日、6日 

2012年01月07日 05時21分55秒 | 地震・原発・津波・防災情報
浜松・放射線量測定情報 雨宮自宅定点 1月4日、5日、6日

 9月から始まった、自宅のコンクリ駐車場定点(A)での、放射線量測定は、5ヶ月目になりました。

 小さい頃は「おまえは、あきっぽい」「せっかくギターを買ってあげたのに、なんですぐやめるの」と親から言われていましたが、今では、妻の則子さんから「智彦くんは、こる性格だから」と、「しつこいだけが取り柄です」みたいに言われています。

 この変化は何なんでしょうか。執着心があるのと、その執着心を「則子七変化」のように、パッと手放すのと、両面あるのだと思いますが。

 1月4日(水)15時42分、晴れ、雲あり、寒い
  平均値 0.051 μSv/h
  最大値 0.054 μSv/h
  最小値 0.047 μSv/h

 1月5日(木)15時08分、快晴、風強い、寒い
  平均値 0.051 μSv/h
  最大値 0.055 μSv/h
  最小値 0.046 μSv/h

 1月6日(金)14時22分、快晴、風がすこし、暖かい
  平均値 0.049 μSv/h
  最大値 0.057 μSv/h
  最小値 0.043 μSv/h