世界の古代史 3日(火)テレビで世界の古代史発掘からベスト20(その2)
5時間の番組を2回に分けて、いちおう見終わりました!疲れたあ!
最初に書いたときには見ていなかった部分を見たら、いちばん凄かったのが、今まで文明の存在がわからなかったアンデス山脈の東側のアマゾン川流域の新たな文明です。
しかも、これは宇宙からの人工衛星の画像(「ランドサット」の画像だそうです)で初めて見つかったのです。
番組の中で、飛行機から見て見つかった「ナスカの地上絵」がありましたが、これは宇宙からですから。
宇宙から見つかったのは、ボリビアの湿地帯の高原を、一直線に進んでいる、まるで堤防か道路のような高い土盛りと、直線と直線の交点にある樹木の生えた高台、そして、かなり人工的に見える水の溜まった四角い池、など。
考古学者の発掘で出てきたのは、身長2m以上の人間の骨です。
しかもその人間の骨をDNA分析したら、その人間は、古代中国の山東省の人間らしいということだそうです。
山東省にいた背の高い人、というと、当てはまるのは「長人」と呼ばれ、背の高かった孔子さんです。
番組では触れて居ませんでしたが、孔子さんの文献では、孔子さんは「東方」への憬れを強く持っていました。
孔子さんは中国で死んだにしても、孔子さんの弟子や、孔子さんの子孫の集団が、理想からかけ離れた、中国本土の地を離れて、船で太平洋を渡り、アンデス山脈の東のボリビアの高原で、自分たちの理想の、農業社会を築いた、そういう可能性は、ありえますね。