さて、2つ追加で記事を紹介します
不正指摘の医師、パワハラ受難 千葉県がんセンターを提訴
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120507/chb12050721060006-n1.htm
上司らによる医療行為中の不正を見つけ是正を求めたところ、嫌がらせを受けて退職を余儀なくされたとして、千葉県がんセンター(千葉市)に勤務していた医師、志村福子さん(40)が同センターを経営する県を相手取り、慰謝料200万円の損害賠償を求める訴訟を7日、千葉地裁に起こした。
訴状によると、志村さんは平成22年4月から同センター手術管理部麻酔科に勤務して以降、同部長らが歯科研修医に全身麻酔を行わせたり、研修医による医療事故を隠蔽したりしたことなど不正を指摘し、センター長に改善を求めた。その後に全ての職務から外され、昨年9月に辞職を余儀なくされたとしている。
同部長らは、歯科研修医に全身麻酔を行わせたとして、昨年7月に医師法違反容疑で書類送検され、今年3月に起訴猶予の不起訴処分となっている。
同センターは「訴状を見てから対応を考える」とし、訴状で指摘された医療事故3件については「1件は責任を認め、示談が成立している。ほか2件は問題はなかった」としている。
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多分、歯科研修医の麻酔に関して、不起訴処分になっているのは歯科医師の医科麻酔科研修ガイドラインの下で行ったということなんだと思います。
「歯科医師の医科麻酔科研修のガイドライン」http://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/06/dl/h0609-2a.pdf
もしかしたら、研修終了していないのかな?まぁ、詳細はわかりませんが不起訴なので・・・。
ただ、気になるのはパワハラを受けた医師のかたがどういう思いで訴訟を起こしたのだろうということです。
慰謝料200万円のために訴訟を起こしたわけではないと思います。組織に対して正面から是正を求める方ということは、正義感が強いということでしょうし・・・。
こういったパワハラがなくなるように…という思いなのか、いろいろ考えるところはあります。
続いてこちらの記事
就活失敗し自殺する若者急増…4年で2・5倍に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120508-00000690-yom-soci
読売新聞 5月8日(火)15時25分配信
2007年から自殺原因を分析する警察庁によると、昨年は大学生など150人が就活の悩みで自殺しており、07年の2・5倍に増えた。
警察庁は、06年の自殺対策基本法施行を受け、翌07年から自殺者の原因を遺書や生前のメモなどから詳しく分析。10~20歳代の自殺者で就活が原因と見なされたケースは、07年は60人だったが、08年には91人に急増。毎年、男性が8~9割を占め、昨年は、特に学生が52人と07年の3・2倍に増えた。
背景には雇用情勢の悪化がある。厚生労働省によると、大学生の就職率は08年4月には96・9%。同9月のリーマンショックを経て、翌09年4月には95・7%へ低下。東日本大震災の影響を受けた昨年4月、過去最低の91・0%へ落ち込んだ。
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若者の自殺が増えるというのは悲しいことです。人は国の宝ですし、日本が持っている一番の資源は人だと思うので・・・。
うまく対策を練っていく必要がありますね。精神的なサポートはもちろん、原因となる経済などの問題にも。
ヨーロッパ、アメリカで不穏な動きがありますので・・・今後も気を引き締めていかないと。
同棲を始めてから、じっくりと記事を書く時間がないですが、そのうちじっくり書きたいと思います。
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。
http://blog.with2.net/link.php?602868
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それでは、また。