さて、少し前から思っていたことです。
アメリカの富の多くを1%の富裕層が持っているといいます。日本やヨーロッパでもそうですが、今後多国籍企業を中心にその傾向は続くかもしれません。というか続くのでしょうね。
また、生産業が今まで以上に「機械化」されていけば…もしかするとロボット産業がもっと発展したら貧富の差は跳ね上がるかもしれません。
なぜなら、ロボットや機械を駆使して儲けることができる人は儲けて、そういったものを持たない人は収入源すら失っていくかもしれない。
そんなことを考えたりしています。
貧富の差が拡大しているといいます。
もちろん世界的に見ればアメリカや日本、そういった国々と比較して「その日を生きることが難しい」ような国もあります。
各国内でも貧富の差が拡大していると思います。
ただ、あまりに勝ち組に富が偏りすぎたら、工業製品などを買う人もいなくなってしまわないだろうか?
そんなことを考えたりします。
ごく少数の人が多くの富を持っていて、それが他の人に再配分されないと、結局そのお金が使われなくなってしまう。循環しないものになってしまうかもしれません。そしたら宝の持ち腐れ、兵法であればまるで遊兵がいるかのごときではないかと。
要するにお金が無駄のような気がします。
どうせそんな少数の人がそれだけのお金を持っていても仕方がないので、そこ前行くのであれば再分配をうまくするべきだろうと。
ただ、「それなら税金でお金持ちからとって所得の再分配を」というのであれば、勤労意欲を奪ってしまうかもしれません。本当にお金を持っている人たちは恐らくそんなことでは止まらず、楽しいから働いているのだとは思いますが・・・。
所得の再分配を本当にうまく行う方法はないものかといつも思っています。
ここからは僕の勝手な思いつきです。というか考えです。
そういった大金持ちと言われる人たちの寄付で「学校の運営」や「介護施設の運営」「病院の運営」などが行われ、そういったところに無償で教育や医療、介護を受けられるようになれば素晴らしい再分配の制度だと思っています。
それに頼りすぎてはいけないのですが、本当の最低限の機会を国民全員が持てるようなことを資産を多く持つ人たちが行えば、その人たちは嫌でも尊敬されるでしょうし、多くの人の役に立つことですし・・・。やっかみもないのではないでしょうか。
もちろん、「なんで私がそんなことをしなくてはならないのか」と思う方は大勢いると思うのですが、もしそういったことをされたら他の人には絶対ないような名誉・特典を与えられたりとかですね。そういったようなことをしたりはできないかな…と思っています。
僕はそういったお金持ちの方々が「教育」「医療」「社会福祉」などにお金を寄付してくださるような制度(そしてそれに伴い、名誉が与えられるような)、そんな制度ができることは所得の再分配の方法としてはよい方法ではないかと思っています。しかし、それ以外のところに手を出してはいけないとも思っています。
もし、日常生活にまで余計な手を差し伸べれば、人は働かなくなるかもしれない。
教育は子供たちが平等に、将来の可能性を見出すために本当に必要なものです。
医療や社会福祉は「もしも」の時に本当に必要なものです。
その2つだけは「機会の平等」を保証できるならしたほうが良いと思っています。
そういった分野にだけ出資してもらえれば、よい形での所得の再分配にならないかと思っています。
皆様はどうお考えでしょうか?
まぁ、やるやらないは別のところですが(笑
いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。