新・眠らない医者の人生探求劇場・・・夢果たすまで

血液専門医・総合内科専門医の17年目医師が、日常生活や医療制度、趣味などに関して記載します。現在、コメント承認制です。

こんなことしてみたい1「仮想病院事業」:離職している医療従事者の復帰、医大生の教育に!

2012-05-22 22:12:00 | 思いつき・ひらめいた!

もう1つ僕のどうでもいい考えを書かせてください

 

これも昔書いたと思いますが、こんな事業をやってみたい。

 

仮想病院事業

 

目的は2つ。

産休や育休、もしくはほかの理由で医療の世界から離れていた人が、医療の現場に戻るのは大変です。その復職の助けになること。また、医大生などが医療を実際に体験する場として、最も良い勉強の場を提供すること。

 

何をしたいかというと先程も書きましたが、現場から一度離れた人が現場に入っていくのは非常にストレスがかかります。なぜなら医療は患者さんの生き死ににかかわるところだからです。自分の失敗が人の命にかかわるから、命にかかわらなくても不利益を及ぼすかもしれないから

 

2か月ほど前に大学病院の看護師を退職した妻が先日言ったことは

2か月もたっていないのに、もう看護師の仕事ができそうにない。できるとしても外来とか・・・

ということでした。

 

外来の看護師さん、医療の知識はあったほうが良いですが…実は医療事務さんでもできる仕事(受付など)があります。実際にそうしている病院もありますし、ナースさんがやっているところもあるようです。いずれにせよ、命にかかわるような経験はしにくいですし、その手のストレス(別のストレスはあるでしょうけど)は少ないと思います。

 

また、女医さんだったり、他の理由で医療から離れていた医師が現場に復帰するのも大変だと思います。これから女医さんの数は増えるんですから。少し経験してから本格的にやりたいなぁ…と思うことはあるはずです。僕はこんなところがあったら、そういうところで少し勘を取り戻してから現場に行きたいですよ。

 

また、研修医になる前の学生さんが勉強するのにもいいですよね。実際の患者さんだと主体的に何かをするわけにはいかないでしょうけど、治療方針を決定する役割をしないとわからないことはたくさんあります。勉強の一環として「主治医」のような形で積極的に医療にかかわる役をする。自分がこういうことができないと将来本当の患者さんが不利益を被る。そういうのを実感する良い場所になるでしょうし、学ぶことも多いと思います。学ぶべきものも見えてくるでしょうから

 

恐らく必要なものは

1、病院の建物

2、医療器材(病棟にあるようなもの、手術室にあるようなもの)

3、教育用資材

4、指導医

5、指導看護師

6、模擬患者(模擬患者は少なくとも自分の演技する疾患は熟知する)

7、健診希望者(これは指導医の指導のもと実際に行う)

というところでしょうか?

 

実際の運用としてはこんなイメージで

 

例1:産休・育休で2年間現場にいなかった消化器内科の女医さん。病棟勤務に戻る前に現場のイメージを取り戻したくなり受講。受講期間は1週間とした(受講する期間は設定できる)。

1日目 病棟で担当患者の回診。病棟業務を思い出すために看護師(受講生・指導看護師)がいろいろ報告したりする。患者(模擬患者)の一人が急変したり…(汗

2日目 受け持ち患者に関して指導医を含むメンバー(受講生数人)でカンファレンス。カンファレンスの準備、雰囲気などを思い出す

3日目 外来日設定。外来のイメージを思い出す(電子カルテなどはもちろん使用)。模擬患者は新患という設定や経過観察中、継続治療中の患者を複数。

4日目 健診業務を通して医師としての基本技術を思い出す。特に消化器内科なら内視鏡など。ちなみに指導医の指導の下・・・ということで、健診をうける人たちは無料で受けられる。

5日目 急患対応、当直対応など。

6日目 新薬など新しい知識、離職中に新たにできた制度などを勤務しながら学ぶ

7日目 復習したいところをもう一度

 

などですかね。例えばですけど。あまり人を増やしすぎると大変ですけどできなくはないのではないかなぁと。あとは期間は1週間と書きましたが、1ヵ月でも2ヵ月でも…。

医師、看護師さんの求人会社とコネクトすると「人材派遣会社」はひとをみれるので、自信をもってその人を押せますよね。医師や看護師は復帰する前にいろいろ経験できれば、「そういえばこういう感じだったかなぁ」と思えるのではないかと。一番重要なのは不安をできるだけ解消することではないかと。

 

もう一度まとめてみますと

1.医師不足、看護師不足を解決するために復職支援目的での仮想病院

2、構想は上記。社会的使命も果たせますし、意外と人手の供給と絡めれば複数の場所に利益が発生?

3、結果として予想されることは「医療現場から離れていた人が復帰しやすくなる」「医療系人材派遣会社は、その人物を見ることができる」「各病院は不足している人材を補うことができる」

学生に関しては

4、医療現場に出る前に現場のイメージをより鮮明に作ることで学ぶ方向性を知ることができる(何を身に着けておくべきかを知ることができる)

 

そんなことを考えてみました。

こんなものがあったら利用したいですか?

いつも読んでいただいてありがとうございます。今後もよろしくお願いいたします。

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医療の発展・充実が日本経済の発展に寄与すれば(医療費増大が許されれば)医師不足は反対されないと思う

2012-05-22 20:43:41 | 思いつき・ひらめいた!

こんばんは

 

今日は雨風が強いですね。全身ずぶぬれになって帰ってきました。歩き+バスでこれだから自転車に乗っていたらとんでもないことになったw

 

さて、すこし思っていることを書かせていただきます。

 

医師不足に関していろいろと6年にわたりBlogを書いてきたのですが、医師が不足していない、偏在だと書いていたり、将来余るから増やしてはいけないという方々の思いなどをいろいろ考えたりしております。

僕はあくまで医師は不足しているというのが基本的な考えです

医師が足りている、偏在でしかないと書いている人々は恐らく「無駄な場所」に医師がいると考えているのかもしれません。

 

医師数も含めて、医療の供給能力が明らかに需要を上回っているのであれば、3分間診療だとか救急車の受け入れ不能だとか、患者の入院不能なんて言うこともないと思います。現実的にそれは起きていますし、かなり医療従事者が不足している病院は多いと思います。

 

しかし、アクセスを維持するために、もしくは不足している介護施設などの代わりに病院が散在しているというのも事実だと思います。面積あたりに病院を…というのでは当然ながら人口密度などで「暇な病院」と「忙しすぎる病院」に分かれますので、忙しい病院に勤めている人は「人手が足りない」と思っていますし、そういう医師は基本的に「そういう意見を公表する時間すらない」と思います。僕は「眠らない医者」ですから・・・・時間を見つけてアップします。最近は…30歳を超えてからは眠らせてくれと思うようになりましたし、病院勤務から外れて今は時間もありますが・・・・。

暇な病院と書きましたが、それでも大変だと思います。なぜならそこに病院があり、少ない人数で回している限り自由な時間がとりにくいから。何かあったときに連絡の取れる位置にいてほしい…となれば自由がきかないですよね。24時間On call体制が続いているという意味で、日常で忙しすぎることはなくても自由は制限されてしまう。

 

ちなみに僕は24時間On call×365日に近い体制でやっていました・・・w

 

あとは開業医さんたちの代表(というと問題があるのか?)である日本医師会も医師を増やすことには反対の立場ですが・・・医師を増やして患者の取り合いになるというのが怖いという要素もあるかもしれません。

 

Twitterで見た意見ですが「医師を増やすと競争になり、能力の低い医師が医師として働けなくなるから反対しているのだ」という話がありました。これもあながち的外れではない気がします。

さらに医療費という「パイ」がある一定以上は増やしにくいのに、医師を増やしたら大変なことになる…というのもあるかもしれません。

 

さて、医師不足に対する反対理由、大元にはこの「医療費」があると思います。医療費の中に占める人件費が増えることが恐ろしい。医療費は基本的に増えていっても世間に貢献しないと、日本という国の負担になるのだという考えが根元にあるのだろうと思います。

僕はそれがどうなのかがいまいちわかりません。

 

ここからは僕の勝手な意見です。個人の意見ゆえに「なんかどこかの医者が勝手にしゃべっている」と思ってください。ただ、できればコメントで分かる範囲で結構ですのでいろいろ教えてください。僕は日本が良くなってほしいのです。

 

じゃぁ、行きます。

僕はTwitterにも書いていますがいずれは生産業の多く、特に大企業になればなるほど「人件費」は削減(というか、人がいらなくなる)していくんじゃないのかなぁと思っていて、雇用の場としても医療や社会福祉は必要になると思っているのですよね。近い将来、働く場所が減っていく。経済がどうとかではなくて・・・。

こういうとなんですが、昔は農業だって多くの人手が必要でしたけど、機械化されて減っていきましたよね。狩猟の時代→農耕時代→産業…ときているのだから、同じ流れで減るでしょう、普通。

このままいったらうまく雇用されている人と、アルバイトに依存するような人と2極化されていくと思います。というか、もうしているんでしょう。さらにひどくなると思います。そうすれば購買力も減りますし、経済も先細りじゃないのでしょうか?

僕は経済が専門ではないので誰か教えてください。

 

購買力が減ったら、企業も困りますし・・・。

 

で、購買力を上げるためにはどうするのって「収入の良い仕事」と「将来の不安をなくす」ことだと思っています。社会福祉がしっかりしていること。

 

医療や社会福祉がしっかりしていて、それがそういった雇用(人件費)が増えて、経済が活性化する方向に進むようにならないか…っていつも考えています。

 

あんまり安定しすぎると働かなくなるのではないかという不安もありますが・・・。

 

医療費がある程度増えても問題がないということになれば、開業医さんたちが不安に思っている「歯科医のようになる=ワーキングプア」という問題もなくなるのではないかと。本当はあんなに安い診療費でなくてもいいはずで、本当は診断の基本は診察であって、そこに医療費は注がれてよいはずだと思っています。にもかかわらず、検査や薬の処方がないと大した収入にもならない。歯科医師の開業医さんたちも診療報酬が少なすぎてワーキングプアみたいな状況になるわけですよね?

 

医療費が増えてもそれが日本経済を活性化させるというようなシステムさえ作れれば、おそらく医師不足問題もほとんどの人が賛成に傾くと思っています

 

結局、医療費というパイが大きくならない、パイの奪い合いになるのに奪い合いをする人間を増やしてどうするの…という考えの方が多いのだろうと思っています。

 

将来的には専門性が高まっていくと思いますし、人口が激減しなければそう簡単に医師不足は改善しないと思います。そもそもチーム医療とかシフト制とかを組もうとしたり、外来をじっくり話せる体制にするためには(本来、生活習慣病の診療はかなり時間が必要なはず。僕は説明や様々な確認にこれほど時間がかかるものはないと思いますけどね。白血病の経過観察は再発しているかいないかだけ診てますから早いですけどね)医師は不足していると思う。

開業医さんだって数多くの患者さんを診なくてはいけないから(診療報酬的にも、医療の供給能力的にも)診療時間が短くなるわけでしょう?

 

時間をかけて診療できれば患者さんの変化にも早く気が付けるはずですし、絶対に悪いことはないはずです。ただ、医療費抑制、できるだけ削れという方針では…パイの奪い合いになるから…ということだと思っています。

 

ただ、その医療費拡大が「患者さんの負担」につながると「将来の不安増大」になるので、できるならば個々人の医療費の負担は低く抑える。少なくとも日本国民は医療費を「国民皆保険で自己負担○○%」と低く設定して(今より低く)、保険の方には別の財源を・・・。そうすることで将来の不安を減らして、お金を蓄えなくてもよいという考えにしていきたい。

 

で、申し訳ないのですがその負担をやはり外国のお金持ちさんに負担してもらう方がよほどいいかな・・・と。

 

僕は医療費が増大して、医療従事者も増えてしまえば「外国」の医療ツーリズムを受け入れるのは大賛成です。むしろそういう風にすればよいのではないかと思っています。その収益が病院の収入だけでなく、日本の各保険の財源になるようにすればよいのではないかと。

 

医療のブルーオーシャンはほかに何があるだろう…と考えると…いろいろ思いますよね。

 

例えばですけど、将来世界中の人が宇宙に住むことが起きるとします。そうするといろいろ問題が起きますよね。

例えば話題の放射線被曝

ISS滞在中における被曝線量の制限

http://iss.jaxa.jp/med/research/radiation/

地上で我々が日常生活を送る中での被曝線量は、1年間で約2.4ミリシーベルトと言われています。
一方、ISS滞在中の宇宙飛行士の被曝線量は、1日当たり1ミリシーベルト程度のレベルになり、ISS滞在中の1日当たりの放射線量は、地上での約半年分に相当することになります。

JAXAの定めるISS搭乗宇宙飛行士の生涯実効線量制限値

初めて宇宙飛行
をした年齢
男性の制限値女性の制限値
27才~29才 600mSv 600mSv
30才~34才 900mSv 800mSv
35才~39才 1,000mSv 900mSv
40才~ 1,200mSv 1,100mSv

なんで、こんなに被曝制限値が違うのかと突っ込みたいところですが、生涯ですからね…。けど、1日1mSvですから高いですよね。それが慢性的に来ても直接の影響はそこまでないのか・・って話が脱線しました。

その問題に対して放射線による様々な問題を抱えている日本が、一番にその対応策を考えれば(例えば本当に放射能の影響を下げることができる薬とかですね)、将来の宇宙開発は日本がリードできますよね

日本の医療が経済や政治に役立つかもしれません。

 

重力の影響に関しては医療ではないでしょうけど、遺伝子ではHSP○○とかが高発現するみたいですね。HSPってヒートショックプロテインですが。

 

いずれにせよ、放射線をネタにしてしまいましたが、医療が将来の日本に役立つ分野はいろいろあるのではないかと思います。応用が利く分野とかですね。

 

そういったものを利用しつつ、日本の医療費をある程度高くしてもよいような状況にできないかといつも考えています。

 

医療費をいかに抑えるか。そればかり考えているからひずみができる。医師、看護師、さまざまな分野で無理が生じる。

 

僕は病院をうまく集約化、医師や看護師も集約化、その代わりに他の職業を増やして雇用をもっと増やす。医師が増えたり研究者が増えることで、研究面でも成果を出す。医療ツーリズムを受け入れる。それらが医療を通じて経済の発展につながれば・・・・。

 

そんなことを思っています。

 

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今なぜ、医学部新設か?―医師不足の解消と医学教育を考える(紹介のみ)

2012-05-22 05:40:26 | 医療

おはようございます

 

昨日は職場の飲み会でいろいろ話をしておりました。

まぁ、そんなこんなでBlogの記事を書いている暇がなかったので、少し気になった記事を朝一番で紹介します、

 
 日本医学ジャーナリスト協会はこのほど、東京都内で「今なぜ、医学部新設か?―医師不足の解消と医学教育を考える」と題したシンポジウムを開き、新たに医学部を創設するのであれば、どのような姿が考えられるのかなどを議論した。

 同協会の水巻中正会長(国際医療福祉大大学院教授)は、東日本大震災の被災地である福島、宮城、岩手の3県を中心に、医学部設置をめぐって議論が対立しており、医学教育の在り方を議論したいと述べた。
 宮城県では、仙台厚生病院と東北福祉大で医学部新設に向けた準備を進めているほか、3県の15市長が平野博文文部科学相らに医学部新設を求める要望書を提出している。その一方で、3県の医科大学長、大学医学部長は平野文科相に対し、医学部新設に慎重な対応を求める要望書を提出している。
 水巻会長はまた、文科省の「今後の医学部入学定員の在り方等に関する検討会」で、医学部新設などについて1年間話し合ったものの、論点整理に終わったが、今年2月に発表されたパブリックコメントの結果では、宮城県や新潟県からは医学部新設を求める意見が多かったことから、意見が徐々に集まりつつあるのではないかと指摘した。

■地域の人材育成の観点から議論を
 東大医科学研究所特任教授の上昌広氏は、福島第一原発の事故後から、福島県の浜通り地域など医療者が不足した地域への支援を続けているが、「(医学部設立に)反対する市民に会ったことがない。反対しているのは医師だけ」と指摘した。
 上氏は、人口当たりの医師数は西日本で多く、東日本は少ない「西高東低」型になっていると言う。九州・沖縄県は1470万人の人口に対し、医学部が11校ある一方で、千葉県は620万人に1校、福島県は200万人に1校となっている。上氏は、九州は戦前から医学部が多く、近代の歴史が現代の医師不足にも色濃く反映しており、医師不足を補うため、医学部の新設は東西の格差を考えても有効とした。
 また、大学は地域に人材を残し、若い人を育てるとして、地域の人材育成の観点からも医学部の新設を議論すべきと述べた。

 国際医療福祉大の北島政樹学長は、医学部の新設に向け、これまで同大で検討してきたことなどを報告した。
 北島氏は、文科省は近年、医学部の定員増を進めているが、それに見合うだけの教育施設の拡充や指導教員の増員が行われていないと指摘した。また、大臣告示で医学部新設は認められていない一方で、定員増を認める現状についても、疑問を呈したほか、既存大学の定員増は質の面からも限界があるとした。
 北島氏は、新しい医学部では、入学時から医療のプロフェッショナルとしてのマインドをはぐくむことに力を注ぐほか、リベラルアーツ(教養課程)も充実させたいとした。また、早期から臨床教育に取り組み、より技術の向上を目指したカリキュラムを検討していると言う。学費についても、一般家庭からでも進学可能な水準に設定したいとしている。

■メディカルスクール導入で教育にダイナミズムを
 聖路加国際病院の福井次矢院長は、日本の医療教育にダイナミズムを持ち込むためにも、選択肢の一つとして米国型メディカルスクールを導入する必要性を説いた。
 米国では、大学の4年間で人文科学などを学んだ学生が、専門大学院であるメディカルスクールで医師を目指すという選択肢がある。
 福井氏は、メディカルスクールには22歳以上の人が入学してくるのが特徴と言い、高校で数学や物理、化学が得意といった理由で医学部に進むのではなく、医療者としての献身的な心構えを持った人が入学してくるとみている。
 また、学生のバックグラウンドが違うために、新たなカリキュラムも行えると言う。米国では、グループディスカッションをメーンにした医学教育が評価されているが、日本で同様のことをしようと思っても、高校を卒業したばかりの学生と、学士編入者では、モチベーションや教養も異なるため、学士編入者専門のカリキュラムが必要とした。
 福井氏は2005年に院長に就任してから、院内で小規模のメディカルスクールを実現しようと、国などにも働き掛けてきた。新しいカリキュラムでは、チームで問題解決に当たる「チームベースドラーニング」などを取り入れたいほか、4年間のうち後半2年は臨床実習を徹底的に行いたいとしている。また、外国人の教職員を置いたり、一部英語での講義も検討したりしていると言う。
 福井氏は、わが国の医学教育では、新しいことが何もできない状況にあると言い、一定のクオリティーを確保しながら、新たな試みを進めたいとした。【大戸豊】

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どちらかというと医学部新設賛成の方々を集めた感じみたいですので、発展性に欠ける気がしますが僕も最終的には医学部新設が必要になるだろうと思っています。

 

ただ、医学教育の在り方・医局の存在の仕方などいろいろなものを見直す時期に来たのだと僕は思っています。

 

昨日も話していましたが、僕は基本的に既存のものを改変する方向に持っていく人間ですね。それを人が評価するか、しないか。

僕の評価はそんなところで決まるのでしょうね~、たぶんw

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