風のささやき 俳句のblog

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靴跡を比べ見るなり雪の街 【季語:雪】

2021年01月09日 | 俳句:冬 天文
その日は朝から雪が降っていました
さほど積もってはいなかったのですが
あたり一面を真っ白にするに
十分な積雪でした

いつものように道を歩いていたのですが
車道はさすがに車が通り
アスファルトが見えていたのですが
歩道はほぼ真っ白で
色々な靴底の跡が残っていました

それに気づき眺めていると
色々な靴跡があるものです

特にこうした雪の降る土地柄だからでしょう
防寒対策のしっかりとした
滑りにくそうな靴跡がいくつも残っていました

自分の靴は普通の皮靴
しかも履き古していたので靴底もだいぶ擦り減り
雪の上にはしっかりとした靴跡を
残せないような代物です

転ばないようにしなければと
それからは注意をして歩いて行きました


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