風のささやき 俳句のblog

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人混みの初夏の電車のへたり気味 【季語:初夏】

2015年05月30日 | 俳句:夏 時候

汗ばむような初夏のお昼どき
混雑した電車に腰をかけたのですが

電車はどこか重たげで
レールの振動が伝わってきました
そうしてブレーキを踏む
高い音を二度、三度とたて
スピードを落としました

初夏の陽射しを
走るようになって日も浅く
慣れない電車もへたり気味なのかなと
思いました



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