新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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最近出合った変な話。

2011-04-17 17:17:17 | その他
久し振りに「変な話」です。3つほど溜まりましたが、一つは真面目な話ですので機会を改めて、今日は二つです。

①「自慢したくないなら乗るな」
自分が密かに凝っている事を誰かに訪ねられたら普通は自慢したくなるはずですよね。
先日逆の体験をしました。
近くのコンビニからの帰りです。前方から小さなスクーターが上って来ました。目の前で停まりました。カブより小さくスクーターのように前立てがあります。バイクの事は良く知らないのですが、前輪も小さくかなり小型のものでした。アレッと思ったのは、後輪が2輪でさらにそのタイヤが前輪に比べ倍以上の幅です。つまり三輪になっているのです。

ライダー?の中年の男が停めたバイクの前立てを開けるとそこは収納スぺースになっていていました。彼はそこからスーパーの袋を出して家の中に入っていきました。
私がなんだろうとバイクを見ていると、彼が出てきました。話を聞こうと声をかけました。
私『面白いバイクですね』
彼『・・・』
私『後輪がでかいですね』
彼『改造した』
ロゴがHONDAとなっていたので
私『これホンダですか』
彼はなにか車名を言ったようですが小さな声で聞き取れません。そのままガレージへバイクを仕舞ってしまいました。驚いて二の句が継げません。
普通の感覚では、珍しいバイクに密かに改造を施し乗り回しているのは、どこかで同好の志に声をかけて貰いたいからではないでしょうか。興味深深で通りがかりの人が尋ねてきたのにこの扱いです。後味が悪かったです。

②5千万円の数珠!!
私、所謂数珠は普通の数珠を持っております。年をとっていつかは宗派の本式数珠を持ってみたいと思うようになってきました。

さて先日の銀座和光での「江里康慧・江里佐代子」展の帰りです。会場入り口に近くの仏具店でやはり両氏の作品展があると葉書が置いてありました。距離も近く寄ってみました。
両氏の作品が数点しかなく、こんなものかと上階のギャラリーから1階の売り場に戻りました。
道路に面した1回の売り場には、仏具一般の小物が並べられていました。で、参考までにと数珠の事をたずねてみました。年配の店員は上のギャラリーも案内してくれたのですが、私が既に両氏の作品展に行ってきた事に気が付かず、えらそうな案内をしていたのです。
私『○○宗の本式数珠は幾ら位するのですか』
店員『本式数珠は誂えになっています』
私『お宅の店では幾らですか』
店員『5千万円くらいから数万円までです』

ネットで調べていた金額では、特殊な樹を使っても高くても2万円くらいです。
何度も言いますが、道路から入ったところの1階の仏具の小物の売り場での話です。
特別応接室での商談でもなく、田園調布の屋敷に外商を呼びつけての商談でもありません。
私『通りがかりのお客さんに5千万の数珠を売るのか?』
店員『そんな訳では』
私『私が5千万の数珠を買うように見えるのか?それともこけおどしに、お客に吹きかけているのか』
店員『そんな訳では』
私『仏具店て、こんなおかしな品商売をしているのか』
店員『そんな訳では』
私『5千万有ればマンションを買う。あまり客を馬鹿にするな』
とそこを立ち去ったのです。

北陸の方ではそれは高価な仏壇を持つ地方があると聞いています。ぶらりと入ってきた客に5000万の数珠を売るとは。
私には、『お前なんかに5000万の数珠なんか変えないだろう』と、笑われたような気がしてしまったのです。
一見の客に5000万の数珠の話は無いですよ。モデルハウスを見に来たのではないのですから。
思い出してもムカつく。
コメント
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