新鹿山荘控帳

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オオタカの疑問解決「米国のミステリー」読んで

2020-07-24 17:17:21 | 里の鳥
降ったりやんだりの天気でした。何とか本降りになる前に買い物から帰ってきた管理人です。
以前紹介したスティーブン・ハンターのボブ・リー・スワガーが主人公のスナイパーシリーズの小説もほとんど購入し何度も読了していささか飽きておりました。最近見つけた新しい小説は、ジョー・ビケットが主人公の広大なワイオミング州の自然と家族を愛する猟区管理官のシリーズです。広大な大自然を舞台のサスペンスということで読み始めました。いろいろ注文はありますが本日はその話でなく、主人公が娘に説明する会話の中に長年疑問に思っていたことが氷解しましたので報告します。

6年前の2014年7月6日撮影のオオタカの成鳥の画像です。まず画像をどうぞ。


胸のふくらみを見てください。よく分かる様にトリミングしてあります。このふくらみが何なのか、周囲の様子から食事の後だということはわかりますが、その名前は何なのかずっと疑問に思ってました。図鑑にも載っておりません。
それが上記の小説で、父親が娘に解説しているシーンに登場したのです。「アカオノスリ」に「ライチョウ」を餌として与えるシーンです。その説明は、
「それは嗉嚢(そのう)というんだ」パパが説明してくれた。「食べるとふくらんでいく。餌をいったんそこにためておくんだ。この種の鳥が長いあいだ餌を食べなくてすむのは、それも理由の一つなんだ」(「凍れる森」講談社文庫247頁)です。
ここで「嗉嚢」と名称がわかりましたので、念のため検索してみましたらなんと。
「ミミズ、昆虫類、軟体動物、鳥類が有する消化管の一部で、食べ物を一時的にためておく役割がある」とあるではありませんか。
久しぶりに勉強になりました。

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