「藤田喬平：雅の夢とヴェニスの華展」

ガラスを身近に置く仕事をしていますと、ガラス作品展に関心が向きます。何気なく先日、ＮＨＫの日曜美術館を見ておりますと、最後に紹介する今週の美術展にこれが取り上げられていました。
「日本橋高島屋」藤田喬平：雅の夢とヴェニスの華展　１０月１日まで。

今週は、有楽町で飲み会があるのでついでにと、昨日出かけたのであります。

番組で注目し、出かける切っ掛けになったのは、「飾筥」です。豪華絢爛、まるで漆筥です。ぜひ観たいと思ったわけです。江戸時代・琳派の装飾様式をガラスによって甦らせた画期的な作品だそうです。

作品は大きく分けると、飾筥とヴェニスの二つに分かれます。豪華絢爛で緻密で雅な飾筥と、おおらかで気持ちのいい明るい色使いのヴェニスです。
約１５０点が一堂に会しているそうで、まだ日にちがあります。ご覧になりたい方はぜひどうぞ。

作品のすばらしさを伝えたいと、当時地売店で購入したポストカードとクリアファイルから数点紹介いたします。
リーフレットは（右）「追う風」


飾筥・夜桜


飾筥・紅葉


ヴェニス花瓶


飾筥・湖上の花　（クリアファイルから）

もう手には入らないでしょうが、せめて飾小筥でも欲しいものです。でも、中身に入るくらいの一万円札が必要でしょう。
とても充実した２時間でした。