新鹿山荘控帳

山荘管理人が季節の移ろいを、書きとめました
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富士山南麓の森で見たもの

2017-08-25 18:35:04 | アウトドア
さて富士山南麓で報告出来る鳥も撮影できず、森の中で見かけたものをいくつか報告いたします。

まず最初に入り込んだ散策路です。
駐車場のロープをまたいで入り込んだ道です。散策路と言うより単なる林道のようなもので「山の村方面」という表示があるだけです。
最初の頃は雑木の森の雰囲気でしたが、歩いていくうちに針葉樹の巨木が並ぶ薄暗い森になりました。地面は富士山の火山礫に苔が生えた湿度の高いくらい森です。先だっての「ブラタモリの富士山シリーズ」で紹介された火山礫に草や苔が生えた湿度の高いくらい単調な森です。
景色が単調ですからもしこの散策路を外れたら簡単に道に迷う気がします。針葉樹の暗い木々の奥から、誰かがこちらを覗いているような背筋にぞくっとするような気配を感じました。

ですからこの道から迷わないように番号杭が所々に立てられております。駐車場に入った時にはスタートが№90でした。一人で歩くのは少し怖くなりましたが、歩き出した以上№1のスタート地点を見てやろうと歩き出したのです。このため怖い道を撮影するのを忘れました。なぜなら撮影した画像に何か得体のしれないものが写ってしまうような予感がしていたからです。ではそんなたどり着いたスタート地点です。


ここがなぜスタート地点なのか見当が付きません。周辺には何もありません。山の村のような雰囲気もありませんでした。これ以上は入り込むのを止めました。


№1の杭の横にあった案内板です。


ここから駐車場に戻るためには登りです。見通しの悪いところは大体5メートル間隔、直線のところは20メートル位の間隔だったでしょうか。ここだけ明るかったので撮影しました。

3本目の散策路です。西臼塚と言う小高いところに向かう散策路です。この散策路だけ日本語と中国語と英語と韓国語の標識がありました。観光ルートになっているのかとびっくりです。


散策路の入り口に靴底の泥を落とすマットが置かれていました。


よく考えるとこの散策路はこの日3本目の通路です。マットはここだけでした。1本目と2本目で都会の泥はもう置いてきてしまっているのにと感じました。


数十分で小高いふくらみに着きます。「西臼塚」です。その頂上に古木がありました。根元に祠が。


「山の神様」の祠です。当然私もお賽銭をあげ、旅の無事を祈ったのであります。


この西臼塚は寄生火山だそうです。ブラタモリに出てきたような。駐車場から比高差50メートルほどの高さになります。

そういえば最初の暗い針葉樹の森には、ブラタモリに出てきた火口列と思われる地形があった気がします。これも同様に撮影できませんでした。


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