jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

郡上八幡 夏の一日(その一)

2023-07-17 | ドライブ

郡上八幡の知り合いから「遊びに来い」と連絡が。気温が高くなる前、三連休の初日の15日(土)に出掛けた。

この日から「郡上踊り」は4年ぶりにフル・ヴァージョン、つまり規制、自粛なしの以前同様のスタイルで開催されることになったのか、観光客の姿も多く町の雰囲気がまるで違う。

「水の町」を象徴する「やなか水のこみち」です。写真映えが良く、休憩も兼ねた人気スポットです。

 

 

昼メシの予約がされていたのが「ここ」。前日、うなぎを食べたばかり(うな富士) ・・・・・・、連チャンでうなぎは初めてです。でも「魚寅」のひつまぶしも美味しかった。脂が乗り、やや甘味な所がイケる。さすがに人気店ですね。この時期、飛び込ではなかなか席が取れません。

 

 

 

久し振りに町中の散策を。踊りの時のメイン・ストリートの一つ、新町通りです。進みましょう。

 

 

デザイナー、アーティストの高橋ひろ子(理子)さんのHIROCOLEDGEです。円と直線のみで構成される図柄がとても目を引き、Gooですね。

 

 

クラフト・ビールです。今はグッと我慢(笑)。

 

 

国登録有形文化財の「庄村家住宅」です。江戸末期から商業、生糸、林業を営み、この建物は明治の初期ごろのもので中は非公開です。

 

 

町屋敷「越前屋」です。公開されているので見学しましょう。

 

 

イャ~、いい佇まいですね。奥が深く蔵がいくつもあり、浴衣のレンタルも受け付けている。

 

 

宮ケ瀬橋からの吉田川(長良川の支流で、この先で合流)の下流方向の眺め。画像では分かりにくいですが、釣り人の姿が多く見られます。上流の流れが急で水温も低く、この川で釣られたアユは高級料亭、旅館からのリクエストが多く、ホント、美味しいですよ。

 

 

長くなりました。次回へ。


白扇酒造 そして飛騨金山巨石群

2023-06-28 | ドライブ

 

話が前後しますが、先日、飛騨金山へ出かけた途中、川辺町(岐阜県加茂郡)の白扇酒造に寄った。予備知識がなかったせいか、歴史ある立派な建物、佇まいに驚いた。江戸期後期の創業で、当初はみりん、焼酎を作っていて、後年、昭和になり白扇酒造となったそうです。ここの本みりんは添加物が一切、使われていなく、その筋では名がかなり知れていて、売上げは日本酒を凌ぐほどの事。家内も初めて知り、これは良いと、何本か購入しました。

表玄関から奥の蔵へ通ずる屋内小径の情緒がとにかく素晴らしいです。

 

 

 

 

 

黒松白扇・純米生酒(アルコール度は16度)、今のトレンドに背を向けるような素朴でハード・テイストです。季節柄、オン・ザ・ロックで飲むと美味しいですね。計り売り(720ml)でビンの上限、溢れるまでギリギリまで詰めてくれました。きっと「ドライブの途中、わざわざ立ち寄ってくれて、ありがとう」と、無言の礼なのでしょう、デジタルでは出来ないなぁ~

 

 

ここの社員さん(女性)達の接客スキルは優秀、教育ではなく自分たちの蔵を愛する気持ちから自然発生するものだろう。法被が誇らしげに飾ってあるのも納得です。

 

 

R41を先に進むと、別の酒蔵の案内看板が出ていた。

 

 

蔵の前の空き地は満車状態、更に蔵の前をハイキング・スタイルの人達がぞろぞろ行き交うのでワケを尋ねると、すぐ後ろの岩山(↓)の展望台から飛騨川方面を見ると、「岐阜のグランドキャニオン」と呼ばれる大迫力の絶景が楽しめるそうです。TVで紹介(自分も見ました)され、話題になっています。まさか、こことは思いませんでした。ただ、今回は残念ながらパスしました。

 

 

話は飛び、飛騨金山の筋骨めぐりを終えた後、車で30分ほど離れた巨石群へ。

平成になり発見された5,000年ほど前、縄文人の天文台として使用された、とする遺跡です。

 

 

 

アップ・ダウンがキツイ道が続きそうなので、イントロで諦めました。まっ、興味のある方にはこのミステリー、堪らないでしょうね。


路地裏探検・筋骨(きんこつ)めぐり・・・ 飛騨金山

2023-06-19 | ドライブ

梅雨の中休み、本格的な暑さに襲われる前にと、ドライブに出掛けた。行き先は、通称「飛騨路」と呼ばれるR41を高山方面に北上、三名温泉の一つと知られる下呂の手前の飛騨金山。江戸時代は飛騨街道の宿場町として大いに賑わい、その繁栄ぶりが最高になったのは意外にも近くの岩屋ダム建設に伴った1970年前後(昭和40年代)で、「まるで上海」とまで言われたそうです。その名残りが迷路のような路地裏「筋骨」として昭和ノスタルジーを強烈に演出している。

途中のR41沿い、七宗町辺りの飛騨川です。すっかり緑の色が濃くなり、気持ちがいい景色が続きます。

 

 

JR飛騨金山駅です。ちょうど「特急ひだ」が入ってきました。慌てたので先頭(最終)車両を上手く撮れませんでした。

 

 

「迷路のような路地裏探検・筋骨めぐり」、昭和生れのオッサンにはたまらないキャッチコピーに釣られ、足での巡り(90分ほど)と思いきや、真上から容赦なく照りつける陽に抗い難く、イラスト案内地図を基に車で要所だけ回る事に変更する。

奥飛騨酒造、威厳のある構えですね。戸が閉まっいて、どうやらお休みのようでした。画像には映っていませんが「うだつ」がしっかり上がっていますよ。

 

 

明治初期に建てられた通し柱のない木造三階建てのお城造り清水楼(せいすいろう)。90年代後半までうなぎ屋を営業していたそうです(確かに)。

 

 

 

見逃がしそうな「昭和の銭湯」、1988年(昭和63年)まで営業していたそうです。飾り気のない「女」、「男」の表示が当時のリアル感を放出している。

 

 

代表的な筋骨例の一つ。

 

 

 

足で回れば、昭和の雰囲気がある路地裏をさらに見つけられますが、道が狭く車での移動はこれが限界です。それと、ドピンカーの日より、曇天、小雨が降る状況の方がノスタルジーな魅力をより楽しめるでしょう。

見掛けた地元の人は誰一人いなく、同じように筋骨めぐりをしている旅人2組(4人)のみ、車も僅か2台ほどです。かって「まるで上海」と謳われた飛騨金山は、今では「沈黙の街」だった。江戸、明治(大正)ではなく、近いようで遠く、遠いようで近い「昭和」の街、これが、これで良いんです。

腕の良いカメラ愛好家でしたら、もっと味のある良い写真が撮れるでしょう。

 


MARS(マルス)信州蒸留所

2023-04-19 | ドライブ

 

 

光前寺から20分程の距離のマルス信州蒸留所(上伊那郡宮田村)の見学へ。平日なのか人影はありませんが、帰り際に何人かの見学者とすれ違いました。

 

 

原酒の貯蔵樽が積み重ねられている。何年か先に日の目を見るまでずっと眠り続けるのでしょう。

 

 

試飲コーナーです。気持ちは ・・・・・

 

 

土産品の信州蒸留所限定発売の”MALTAGE”(ブレンデッド モルト 48%)、「岩井トラディション」(モルト&グレーン 40%)

 

 

白雪のやや凹んだ所が駒ヶ岳ロープウェイで登る千畳敷カールです。新しく展望デッキ?がオープンする情報もあり、久し振りに行ってみたいです。

 

 

陽が長くなりました。まだ帰路に付くには早く、ダメもとで高遠城址公園に足を伸ばしましたが、見事に葉桜でした(笑)。

その代わり、こんな景色(美和ダム)に出会うことが出来ました。ダムの放水と一本の遅咲き桜のさりげないコラボ、個人的にベスト・ショットです。

 

 


信州駒ヶ根 光前寺のしだれ桜

2023-04-16 | ドライブ

 

黄砂襲来の最中(13日)、信州駒ヶ根へ車を走らせた。枝垂れ桜で知られる光前寺。情報では散り始め~五分葉桜でしたが強行し、大正解でした。パーフェクトを狙い過ぎると、結局、どこへも行けませんから(笑)。場所によりこうした見事な咲きぶりを堪能出来ました。

 

 

杉の巨木に挟まれた参道、武田家、徳川家の手厚い保護を受け両家の祈願所として信仰を集めた天台宗別格本山です。

 

 

奥に本堂があります。枝垂れ桜の他に光苔が有名ですが、探し方に問題があったのか、確認できませんでした。

 

 

 

少し離れた駐車場からの中央アルプス 駒ヶ岳です。水仙とのコラボがきれいですね。

 

 

反対側、目の前に広がる伊那谷の向こうには3,000m級を誇る南アルプスの白い峰々が連なり、高層ビルなど無い見通しの良さ、大らかな眺めは見飽きることがありません。

 

 

黄砂はいつの間にか過ぎ去っていた。

 


旅の〆は高山「山車 蔵元秘蔵酒」

2022-06-13 | ドライブ

 

 

 

 

 

 

小さな旅の〆は高山。帰り道、素通りするわけにはいかない。

上三之町にある「山車」の蔵元です。安政二年(1855年)創業で歴史と風格を感じさせる座敷です。

狙いはつるばら花酵母で長期低温発酵させた「蔵元 秘蔵酒」、この時期、ここでしか手に入らない限定純米生貯蔵酒です。もともとは蔵元が友人・知人の接待専用に造っていたものですが、噂が広がり出さざるを得なくなったそうです。とにかく「美味い!」です。自分の後に来た人もこれの一本釣りでした。皆、良く知ってますね(笑)。

夕方5時、以前と変わっていないようで変わっている、変わっているようで変わっていない町並み風趣。

帰路につく前に飛騨牛専門店ですき焼きを。記憶をなぞりながらの楽しい一泊二日の旅でした。

 

 


また逢う日まで ・・・・・ 上高地、そして新穂高ロープウェイ

2022-06-09 | ドライブ

 

 

二日目、早朝6時の穂高連峰と河童橋です。予報通り、雨は止み陽が差してきました。橋のたもとにはもう人影が、寒いのでジャケットをしっかり着込んでいます。

朝食後、梓川に沿い昨日と反対側、大正池方面に散策を。川の流れ、野鳥の鳴き声、澄んだ空気、陽の光、木々の緑、ここの自然は格別にいい。

眼の前がパッと開ける田代湿原と今も昔も変わらず神秘的な新緑の耀きを見せる田代池、人気のシャッター・ポイントですね。

 

 

 

そろそろ別れの時がやって来ました。振り返ると・・・・・、 また逢う日まで ・・・・・・・・

 

 

次に向かった所は、位置関係で穂高連峰を挟んでザックリ言えば反対側にある新穂高ロープウェイ。一旦、平湯に戻り、福地温泉郷、栃尾温泉郷を経由します。麓の駅で見る西穂高口駅(標高2,156m)のライブ・カメラではやや曇りで微妙な天候でしたが、希望的観測(笑)でゴンドラに乗り込みました。

 

 

展望台はガスっており、7°と超寒い、もうここは冬ですね!。悴む手でシャッターを、穂高連峰です。先程までいた上高地は右端の峰向うです。

 

 

こちらは天候が良ければ槍ヶ岳も見える3,000m級北アルプスの峰々です。快晴の時も良いけれど、こう言う景色もまんざら悪くありませんよ。

 

 

 

以前、快晴の時の眺望です。ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで二つ星を獲得しているそうです。

眼の前に広がる360°パノラマの圧倒的な迫力は、初めてならきっと”OH!”と感嘆の声を上げるでしょう。

 


また、逢いに来ましたよ ・・・・・ 上高地

2022-06-06 | ドライブ

 

今度は上高地へロングドライブ。前回は2009年なので実に13年ぶりです。この景色に逢うために車を走らせると言っても過言ではない素晴らしい眺め、定番ですね。

昼頃に到着したので、ランチ後、河童橋を渡り、久し振りに足を伸ばし梓川右岸道を明神池へ。途中、こんな気持ちが和らぐ所に出ました。後から散策マップで確認すると岳沢湿原(だけさわしつげん)と言う地点があり、そうかもしれませんが、ちょっと湿原とは違うかな?でもいい感じです。

 

 

一時間半近く歩き、最近、腰の状態が芳しくないのでややヘロヘロ気味で明神池に着きました。ここは嘉門次小屋です。冷えたビールの誘惑に抗ながら明神橋から河童橋へUターン、左岸道も一時間ほど要するのでぐっと我慢しました。嘉門次とは日本アルプスの魅力を世界に広めたウォルター・ウェストンさんを案内した著名な山岳案内人ですね。現在、当主は四代目だそうです。

 

 

 

途中、梓川沿いのキャンプ場で、流行りのソロ・キャンプです。自分には真似出来ないなぁ~ そう言えば、最近、クマが目撃されたので要注意との情報が出されており、鈴を鳴らしている多くの人達とすれ違いました。でもね、以前、キャンプ好きの人から「怖いのは動物ではなく、人(人間)ですよ」と聞き、ドキッとしました。ホントですね。

 

 

夕方5時あたり、もう誰もいなくなった河童橋、ヤッパー、人がいた方がリアルで絵になりますね。人出は以前の記憶のまだ半分位かな。

 

 

宿泊ホテルの部屋(4F)からの夕方6時の眺めです、まだ、随分明るいですよ。

 

 

穂高連峰はややガスが出始めました。夜半、少し崩れるけれど、明日は朝から回復との予報です。

 

 

県民割(ブロック割)が利用でき、5,000x2(宿泊割)、2,000x2(地域クーポン)、計14,000円も値打ちになり、ちょっといいお酒で酔いました。

ガラス越しに暮れ行く穂高連峰を眺めながらのディナー、美味かったです。

 


奥三河 四谷千枚田

2021-06-06 | ドライブ

午後からぶらっとドライブに。

時間的に片道100㎞以内、そして越境自粛となると奥三河しかなく、蓬莱泉で知られる酒蔵・関谷醸造(愛知県北設楽郡設楽町田口)本社蔵へ、約80㎞の道のりです。

近くの見所を調べると、四谷千枚田があり、寄ってみました。歴史があり「棚田百選」に選ばれている。

時間を掛け、ビュー・ポイントをもっと探せばイイ感じの風景に撮れたと思いますが ・・・・・・・・、また、稲が生長し緑が深まった時期になると違う景色になるのでは。

 

 

蔵元へ行く途中、オープンしたばかりの道の駅「したら」がありました。郷土館と併設されていて、よくある道の駅のイメージとはかなり異なっています。

例えば、展示されている電車、その筋では大変、貴重なんでしょうが、この分野は門外漢なので画像だけにします。

 

 

 

 

山あいに突如、現れたモダンな建物、郷土館です。中にこの地方の昔の暮しぶりを伝える様子が展示されている。そのギャップの大きさに驚くけれど ・・・・・・

 

 

すぐ裏は豊川の清流が流れており、近くにヤナがありますね。

 

 

あくまで推測ですが、現在はフル・オープンではなく、今後、少しずつ色々な施設等々を付け足していくのではないかな。

 

 

長くなりましたので、蔵元は次回に。

 

 


ラ コリーナ 近江八幡

2020-01-03 | ドライブ

明けましておめでとうございます。

 

 

昨年末、多賀大社の参拝後、酒蔵巡りがスムーズに回れ、時間に余裕が出来たので足を延ばし「ラ コリーナ 近江八幡」へ。

4年前にオープンしていたことは雑誌等で知っていましたが、今回が初めてです。実際に建物を見ると写真以上に異様な感じがします。間違っているやもしれませんが、縄文、弥生時代の住居を連想します。運営は和菓子(たねや)、洋菓子(クラブ ハリエ)で知られる「たねや」グループなので、そのギャップの大きさにサプライズです。買い物客でごった返す館内を抜け中庭に出るとそこには予想外の原野を思わせる風景が広がっていた。季節柄なのか、お決まりの花畑は目に映らない。映るものは野菜畑。

このグループの企業理念は「自然回帰、大地との共生」じゃないかな。

 

 

この風変わりな建物は本社との事。立ち入り禁止です。

 

 

自分の記憶に間違いなければ、向こうに見える山はかって信長の居城「安土城」が有った所です。

 

 

こちらは奇抜なギフト・ショップです。

 

 

夕暮れ時は明かりが灯りミステリアスな雰囲気を一層演出している。

 

 

長年、数字と睨めっこばかりしていた自分には、理念をストレートに具現化し、その世界観を年間、300万人を超す来場者に支持されるってまるで「おとぎばなし」のようだ。これからはこう言う企業が発展していくのだろう。

なお、バウムクーヘンは30分待ちなので諦め、比較的空いていたカステラと和菓子を。

 

いつか、また訪れよう。