会社帰りに成城石井に寄ってみた。このところ愛飲しているワイルド・ターキー8年を買うつもりでしたが、すぐ隣に見慣れぬボトルが置いてあり、「最近、メキメキ人気上昇中の新興バーボン・・・・・」とPOPまで付けられていた。
この手のうたい文句にホトホト弱い私は、「たまには浮気でもしてみるか」とこのディクショナリーのようなちょっと変わったボトルの「ノブ クリーク」を手にした。
9年もので、アルコール度はワイルド・ターキー8年より0.5度低い丁度50度。
こういう初物って、期待と不安が入り混じって、なんか妙にウキウキしちゃいますよね。
早速、飲んでみた。最初の一口はストレート、さすが50度、喉の粘膜をジリジリと刺激する。
が、「甘い・・・」と感じた。次に、ロックで二口、ググッと飲み干した。食道から胃袋へ液体が流れ込んで行く。あららー、先ほどの刺激がスゥーと消えていくではありませんか。
ここがワイルド・ターキー8年との大きな違いですなぁ。
ブルジョァとプロレタリアの差でしょうか(古いなぁ、笑)?
飲みやすいと言えば、そうかもしれませんが、このちょっと変わった「甘さ」は何なのだろうと思い、ネットで調べると、この‘KNOB CREEK’、内部を焼いた樽で熟成されたそうです。それで甘くなるのだろうか?
いずれにしても、この初物、自分の感度不足かもしれませんが、今の私はちょっと苦手です。