ここは、掛川城から車で20分ほど東に行った旧東海道五十三次、二十五番目の日坂宿。
本陣跡からの町並みです。
この「川坂屋」は江戸時代の面影を遺す数少ない建物で明治3年まで旅籠として存続している。
中を見て驚いた。脇本陣格を持ち、ただの旅籠とはかなり違いますね。身分の高い武士や公家などが宿泊した格の高い旅籠です。
これは、山岡鉄舟の襖書きです。また、西郷従道の衝立書きなど、他にも川坂屋に宿泊した高官達の書きものが状態良く保存されています。見物ですよ。
旅籠を廃業してからも維新政府の要人達に宿を提供していたようです。
こちらは専ら庶民が宿泊する「萬屋(よろずや)」
「川坂屋」との差は歴然ですね。話を聞くと、所謂、「雑魚寝」状態だったそうです。
ここは日坂宿、最後の問屋役を務めた伊藤文七邸。裏に立派な蔵も遺されています。
この日坂宿は、当時の建物がほんの僅かしか遺されていませんが、それぞれ中身が濃いです。
川坂屋には見学客用の駐車場が設けられており、興味のある方は必見ですね。
天竜浜名湖鉄道「森町」駅です。昭和10年に建てられたままの駅舎で、上りのプラッホームと共に文化財に指定されています。
残念な事に観光マップが手に入らず、「小京都」らしいポイントを探し出すことができませんでした。
もう夕方の6時を過ぎました。そろそろ帰路に。
三ヶ日JCTまで、御覧の通り、スイスイと・・・・・・・・・・