何年か前に、地元新聞から日経に替えた。
その当時は知らなかったが、ここ一年程前、スポーツ面で「阿刀田 寛」(氏)と言うライターの記事が、なかなか味があることに気が付き、今では、最後に名を見るまでもなく、氏と分るようになった。
ひと月半ほど前、タイトルと名は失念したけれど女子プロのトーナメントのある選手についての記事を読んでいて、打ち方についての「一言」にハッとした。
今まで、ゴルフ雑誌、先輩、練習場の達人たちから色んな情報、教えを得たけれど、どれも上手くいかなかった。
「体を開くな、正面で打て」、「右肩を突っ込むな」、「右脇を締めろ」、「左ひざを流すな、壁を作れ」、「腰を切れ」、「右腕の力を抜け」等々・・・・・・・・・
下手なりにコースを回れるようになったが、何処かで納得していなかった。
先月末、2度、コースに。
ぶっつけ本番で「その一言」をやってみた。一番ホール、残り180Yのやや登り、取り敢えず左右のバンカーを避け、手前にと6Iを。思い切り振ったボールはやや強めのドローでグリーン奥まで・・・・・・・・「そんなバカな」、狐につままれたような・・・・・・・・
その日は46・48の94といつも通りだったが、その次は48・41の89。
そして今月、20日と昨日、コースへ。その間、一ヶ月、クラブを一回も触っていない。暑いですから。
20日が44・41の85、昨日は47・42の89。特にアイアンの飛距離が伸び、しかも方向性もよくなっている。今までになく、40台前半が続けて出ている事で分ります。因みに150Yは8Iで。
勿体ぶりましたが、その一言とは「ボールに当たってから、右踵を上げる」。
ベタ足打法と似ているかもしれませんが、自分ではちょっだが、確実にニュアンスが違う。
ラウンド中は酷暑でヘロヘロですけれど、後の風呂が、ホント気持ちイイですね。
定着するのか、それとも、いっ時の陽炎か?