久し振りに電源周りの手直しを。
これまでパワー・アンプは定評のあるコンセント・R1(オヤイデ)をレンガ大のWoodの筐体に嵌め込んだ自作電源BOXから引き、それなりに納得していましたが、果たしてR1の本領を充分に発揮できる環境なのかどうか、少々疑問でした。
そこで今回、筐体がメタル(ステンレス)タイプの電源BOX(自作用)に差し替えることに。IECインレットは手持ちのフルテックが使用できず、同じオヤイデのファストン端子(プラチナ+パラジュウム・メッキ)とのセットものを使用することにしました。
シンプルな作業なので取り外しから一時間ほどで完成。
二個口用なので思いの外可愛いです。出てきた音は、確実にワン・ランク上がり、芯が確りしたうえ、「艶」が備わりました。コスト(諭吉1枚)は充分に回収できています。
もう一つは手直しではなく、巷(ネット)で噂?になっているノーマル・コンセントの音聴き。
左がかって壁コン・ブームを巻き起こしたWN1318K(JIS規格 ホスピタル・グレード)、右がそのWTF13123WK(WN1512Kと同等)。
近くのホーム・センターに有りました。枠の色と形状が異なりますね。圧力はやはり、WN1318Kのほうが強いです。
今はもうWN1318Kは使用していませんが、改めて聴くと低域の分厚い押し出しは、まだまだ魅力がありますね。
一方、WTF13123WKはどうでしょう。プリ・アンプに繋いた所、中高域が伸び伸びした屈託のない音が出ました。いやはや、500円でこれですか~。
いきなりこんな音が出てくると、ホスピタル、オーディオ・グレード、何とかメッキ、何とか加工等々って一体何なんだろう、と思ってしまう。ホント、血流が良くなった感じがします。
でも、R1は勿論、一葉クラスのコンセントと比べると敵わなく、超ハイCP狙いにはいいでしょう。