jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

世代を越え愛される ・・・・・「コンパル」(名古屋市)

2022-12-11 | 日記・エッセイ・コラム

 

久し振りに廃盤屋へ、と大須に出かけた。以前、栄にあったJAZZ専門の「ジャズ・シンジケート」がビルの再開発のため大須に移転し、行くのは初めてです。

ビルの2Fでジャズとクラシックに分かれていた。量的に以前よりやや少なめの感じでスッキリ見易くなっている。獲物は残念ながらありませんでした。最高値はM・ウォルドロンのMAL-2(オリジナル盤)でしたが、ひょっとして一桁、見間違いかもしれない。廃盤漁りも偶に出かけ、直ぐ美味しくGetできるほど甘くないので、ま、いいっか。

で、本当の狙いはココ、「コンパル」、カフェなんて洒落た冠は無用。

 

 

遠ざかる昭和の匂いがプンプンする喫茶店。だが侮るべからず、名古屋育ちで「コンパル」を知らない人はいない(笑)。

殆ど昔ながらの4人BOXシートで、今風の一人用席はないけれど、一人で来ても「どうぞ、どこでもご自由に」と。効率なんて言葉は、コンパルの辞書にはない。名古屋発祥の「コメダ」も同じですね。

ただ、違うのは、「コンパル」のコーヒーは小振りなカップで出てくる。それなのに八分目で充分、満足感が得られる。

一歩外の喧騒と別世界、楽しく語り合う学生の仲間達、スポーツ新聞を読みまわす老人、スマホを見つめる中年カップル、目を閉じ瞑想に耽る一人客等々、老いも若きもそれぞれのコーヒー・タイムが時の過ぎゆくままに。常に満席です。

忘れ難い味、コンパルが愛される理由です。



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