jazz and freedom and avenger

勝手気ままな戯事日記 暇つぶしに・・・・

LONELY AVENGER

2009-05-05 | 

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ちょうど一年前の5月5日、同期入社ながら、僅か2年足らずで会社に見切りを付け、今では税理士として大きな会計事務所を開いている知り合いの所へ、ある相談に行った。自分も8年前にやっと見切りを付け、転職したが、その年月の差は、そのまま現在の境遇の差として歴然と表れている。

 

もし、貴方が今の会社に希望が持てなかったら、辞めるのは早い方がイイ。但し、条件がある。目標も無く、ただ単なる嫌気なら、必ず後悔するだろう。世の中、そう甘くない。目標への強い意思だけが結果を左右するのだ。

 

 

で、その帰り道、自宅近くのクライスラーの前を通った時、どうしたワケか、ちょっとひやかし気分で寄ってみようと、急に思った。そろそろ、買換えようかな?と考えていた時期もあって、まぁ、情報収集の目的が有ったのも、事実ですが。

 

 

展示場に入ると、300C、ボイジャー、PTクルーザーや、ジープの面々、そしてチャージャーなどアメ車ムードがムンムンする中、片隅に見掛けた事のない一台の無国籍風の黒い車が、ひっそりとまるで誰かをずっと待ち続けているような佇まいを見せていた。それが、AVENGERでした。

 

その一ヵ月後、我が家の一員になったワケです。

 

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AVENGERに鋭い出足、胸がすくような加速感、ラグジュアリーな雰囲気など、何か特別なものを期待してはいけません。残念ながらこのAVENGERはそうした類の車ではない。

 

 

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AVENGERの大きな魅力は、そのスタイリッシュなプロポーションにも拘らず、どんな町、どんな場所でも、その風景、背景にすんなり溶け込みながら、

 

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決して、凛としてLONELYな佇まいを崩さない所でしょうか。

 

 

 


AVENGER IN 松本

2009-05-03 | 

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                    中央アルプス 空木岳(2,864m)

 

 

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                      中央道・駒ヶ根SAにて

 

中央道を所謂、木曾谷から伊那谷に進む途中、右手に意外に険しい表情を見せる恵那山の北壁、左手に深々とした木曾の森林地帯を見ながらのドライブは僕の好きなコースの一つです。

暫くして、伊那谷に入ると、次第に眺望が広がり、右手に3,000m級の南アルプス連峰が顔を出します。手前から、赤石岳(3,120m)、塩見岳(3,047m)、そして、富士山に続く第二の高峰、北岳(3,193m)、仙丈ケ岳(3,033m)等の白い頂が車の進行に連れて次々に現れ、イャー、気分爽快ですなぁ。

 

このまま、通り過ぎては、もったない。小休憩は、モチ、ここ、駒ヶ根SAです。

今度は、まだ、たっぷりと雪を残した中央アルプスが眼前に広がります。たまたま、AVENGERを止めた所が、空木岳が一番良く見える地点なので、パチリです。ナイスショットでしょ(笑)。少し離れて右手には木曾駒ヶ岳(2,956m)が、これまた、綺麗な白峰を見せていますよ。

 

 

ここから、更に中央道を北上、長野道に入り、松本に到着です。

燃費計は206㎞を走り、7.1L/100㎞です。換算すると14.1㎞/Lと上々で、今までの最高値です。

実は、ゲートを通過した時は7L/100㎞、ジャストでしたが、市街地に入る途中、道路際に止めて撮るまでに0.1L、上がってしまいました。この日(4/29)は、日差しが結構、きつくてエアコンをON状態、それに、一時、100マイルも出しちゃいましたから、エコ・ドライブを心掛ければ、高速で15㎞/Lも夢ではありませんね。 

 

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明治時代の建物、旧開智学校前のAVENGER。手前ミソですが、セクシーなヒップラインが妙にマッチしてますよね(大汗)。

 

 

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後の建物は旧松本カトリック教会司祭館です。DODGEの十字と、これまた、ピッタリですね。

ウゥーン、松本の風景にAVENGERが良く映えますなぁ。

 

 

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で、松本市街地をぐるぐる回って、帰宅した時のデータです。

トータルで燃費は13.5㎞/Lと、上出来ですよね。それに、広い車内空間、やや硬めのシーティング、しっかりした足回りにより、まったく、「疲れ」を感じませんでしたね。

 

 

確かにクライスラーは連邦破産法適用を申請したけれど、車自体に問題や責任はないことを、このAVENGERは立派に証明してくれました。

 

 

 


信州 松本

2009-05-01 | ドライブ

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                重文・旧開智学校の窓越しに広がる美ヶ原高原

 

 

29日(祝)、松本へひとっ走りしてきました。

もちろん、初めて。白馬や蓼科には何度も行っていますが、何故か松本は素通り。

折角、取り付けてあるETCの上限1,000円を利用してです。まぁ、なんだぁ、いろいろご意見が有りますが、気軽に家を飛び出すには、格好の材料にはなりますよね。

 

各地に点在する小京都の一つとして、最近、人気の町のようです。

 

ヤッパー、ここは城でもっていますね。

 

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さすが国宝です。実際、目にすると、プチ・サプライズですなぁ。イャー、ホンマ、お見事です。

画像だけを見ると、美し過ぎて、ややもすると作り物のように見えますが、正真正銘の本物ですよ。

 

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他の観光スポットを駆け足で。

 

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明治9年に建築された重文・旧開智学校です。この外観もなかなか魅力的ですが、内部が素晴らしいです。明治天皇もここでご休憩されたのも、頷けますよね。

 

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それから中町通り。

 

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ちょっとレトロぽい雰囲気を漂わせています。左はなんとカレー屋さんです。

 

歩き疲れたところで、コーヒーブレイク。

と、なると、ココですね。

 

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松本民芸家具の創立者、池田三四郎氏が設計し、あの、民芸運動の父と言われた柳宗悦氏が開店に際し駆け付けたという「まるも」です。昭和31年オープン。裏が旅館になっています。

 

それから、足を伸ばして、重文・旧松本高等学校校舎。

 

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ヒマラヤ杉に囲まれた大正ロマンの香りに包まれた木造校舎です。

まだまだ、見所があるようでしたが、今回はここでタイム・アップとなりました。

 

 

町のイメージとしては、北と南で、昔ながらのやや雑然とした空間と現代的にリファインされた空間(目抜き通りだけ?)に同居・二分割されたハイブリッド都市の感がします。惜しむらくは、ほぼ中央を流れる女鳥羽川に風情というか、情緒にやや欠れる点かな。良い素材を持っているだけに、ここにもう少し、いい意味で手を入れると町全体のイメージ・アップが図れるのではないでしょうか。

 

最後に、城山公園から眺める北アルプス 常念岳(2,857m) 

この日は、気温が上がって、霞が掛かっていました。

 

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