重文・旧開智学校の窓越しに広がる美ヶ原高原
29日(祝)、松本へひとっ走りしてきました。
もちろん、初めて。白馬や蓼科には何度も行っていますが、何故か松本は素通り。
折角、取り付けてあるETCの上限1,000円を利用してです。まぁ、なんだぁ、いろいろご意見が有りますが、気軽に家を飛び出すには、格好の材料にはなりますよね。
各地に点在する小京都の一つとして、最近、人気の町のようです。
ヤッパー、ここは城でもっていますね。
さすが国宝です。実際、目にすると、プチ・サプライズですなぁ。イャー、ホンマ、お見事です。
画像だけを見ると、美し過ぎて、ややもすると作り物のように見えますが、正真正銘の本物ですよ。
他の観光スポットを駆け足で。
明治9年に建築された重文・旧開智学校です。この外観もなかなか魅力的ですが、内部が素晴らしいです。明治天皇もここでご休憩されたのも、頷けますよね。
それから中町通り。
ちょっとレトロぽい雰囲気を漂わせています。左はなんとカレー屋さんです。
歩き疲れたところで、コーヒーブレイク。
と、なると、ココですね。
松本民芸家具の創立者、池田三四郎氏が設計し、あの、民芸運動の父と言われた柳宗悦氏が開店に際し駆け付けたという「まるも」です。昭和31年オープン。裏が旅館になっています。
それから、足を伸ばして、重文・旧松本高等学校校舎。
ヒマラヤ杉に囲まれた大正ロマンの香りに包まれた木造校舎です。
まだまだ、見所があるようでしたが、今回はここでタイム・アップとなりました。
町のイメージとしては、北と南で、昔ながらのやや雑然とした空間と現代的にリファインされた空間(目抜き通りだけ?)に同居・二分割されたハイブリッド都市の感がします。惜しむらくは、ほぼ中央を流れる女鳥羽川に風情というか、情緒にやや欠れる点かな。良い素材を持っているだけに、ここにもう少し、いい意味で手を入れると町全体のイメージ・アップが図れるのではないでしょうか。
最後に、城山公園から眺める北アルプス 常念岳(2,857m)
この日は、気温が上がって、霞が掛かっていました。