・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

暗黒物質の正体

2012年04月08日 | つぶやきの壺焼

ある観測によると、銀河の中心と外側は回転速度が同じだという。
回転のエネルギーの元が重力であるとすれば、銀河の中心と外側というとんでもない距離にあるものが同じような回転をするにはどこかにまだ見つけてない物質があって、その重力が働いているのだと考えられた。
それを暗黒物質と呼んでいるそうである。

銀河はいくつもある。
その集まりに「銀河団」という凄味のある名前がついた。
銀河団のぶつかり合いの様子は詳しく観測され、それによって暗黒物質の存在が間接的にわかったらしい。

人間が目で見ることのできる物質は、わずか4%しかないという説もある。
凡人には、それがどういう計算をしたのかはわからない。
あるだろうというのが96%、見てわかっているのが4%という勘定になる。
それでは、ほとんど何もわかっていないのと同じではないか。
http://mxt.nikkei.com/?4_1436_45327_11
宇宙旅行など暢気なことの前に、よく調べておかなければならないことが9割以上。

見てわかったというのは、衝突したり反応したりするからで、それがなければ「ある」ということすら確かめられない。
暗黒物質は、人間にぶつかってくるでもなく、観測機器のどこにも引っかからない。
身の回りにうようよしているのかもしれない。

酒場に限らず人の集まるところが騒がしいのは、お互いに存在と正体を確かめ合っているからだったのか。
それぞれが無反応で行き交うだけでは、それこそ暗黒街、薄気味悪くて足を踏み入れるのはご免こうむりたいということになる。

コメント
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