庭の鶯は日に日に巧く鳴くようになってくる。
ホーのところが、だんだん長く続くようになる。
鳥の鳴き声は長く引っ張ると巧いという気がするが、ブレーキの鳴き音の長いのはよくない。
キーキー、キーキー、乗っていて気にならないのだろうかと思う。
ブレーキは、燃費に影響があるそうだ。
それはそうだろう、こすれたところは発熱し、熱と音のエネルギーになって四方へ散らばるのだから。
ブレーキの問題は、当てと引きずりにあるという。
ブレーキの踏み始めでは、ディスクにあまり強く当てないのがよい。
がくんときくのは大型乱暴運転で、いざというときがいつ起きるかわからないから、バスは止まってから座席を立ってくれとしきりに言う。
あれは乗客の安全よりも、乱暴運転となじられるのが嫌が半分ではないのか。
いざに備えて、車のブレーキは、いつも軽く触れた状態にしてあるらしい。
ずっとこすっていて、いざというときの状態が最良であり続けるとも思えないが。
まあ、素人の与太ばなしだから、当てにはならないけれど。