・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

フタイテンのぐるぐる回り

2012年04月23日 | つぶやきの壺焼

フタイテンとはどういう意味の言葉だろうか。
不退転とは、退転しないこと。
では、退転とは、新潮久松国語辞典によると、これには四つぐらいの意味がある。
1.移りかわって悪くなること。あともどり。
2.修行によって得た位を失って、もとの下位に転落すること。
3.零落して他に移転すること。破産。
4.転じて、中絶すること。

あらためて意味を探ると、しばしば耳にするフタイテンのケツイが、なぜ叫ばれるのかが見えてくる。
何かことをなす覚悟というよりも、中心は2.で、わが身の辺りにありそうに思える。
そう読み取れば、うそを言っていることにはならない。

そんなことを考えていたら、むかし、昼休みになると回り将棋に興じていた人を思い出した。
回り将棋のルールには、後戻りも、下位への下落もあった。
フタイテンにこだわる人は、回り将棋でもやってみたらどうだろうか。

コメント
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