・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

エネルギーはどこかで消費する

2012年04月26日 | つぶやきの壺焼

発電力に余裕のある夜中にバッテリーに充電しておいて、昼間はそこから電気を使えば電力不足を補うことができる。
見事なお考えである。

少しゆっくり考えてみよう。
バッテリーや充電装置、家庭用電力を取り出す装置、電源を切り替える装置はだれの負担で設けるのか。
そうして電力供給に協力すると電気料金は安くなるのか。
安くした分の料金収入差額はだれが負担するのか。

もっとわからないことがある。
充電したり取り出したりすれば、必ずそのときに電力損失が発生する。総量が増えることはありえない。この損失分は、装置を使っている人に付けが回っていると思うのだが、違うのだろうか。
奨励金で穴を埋めれば、そんなしゃれた装置を買えない人たちも仲間入りして、みなで料金負担をすることになる。

エネルギーを消費するなら、もう少しましな使い方が出てくれば、見事であったお考えが見上げたお考えになるのだが。

コメント
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