昨日交番のお巡りさんがやってきて、連絡先確認のついでに振り込め詐欺の注意事項を話してくれた。
つい、ついでにと書いたが、どちらがついででどちらが本題かは、追求の必要がないことだからやめておく。
twitter には bit.ly/TqzqwU という「防犯情報」サイトがあって、いま、どんなことに注意が必要かを時々刻々教えてくれている。
メールでも知らせてくれる。
http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/tetuzuki/mail/mail_info.htm
毎日まいにち、とにかく多い。
ちかごろ、とにかく多いのに気づいたことが、もう一つある。
宿題を知恵袋に問う知恵足らず
こんな憎まれ川柳を思いつくほど、Y知恵袋には宿題マル投げ質問が多い。
やる人が多いということは、それを悪いこととも恥ずかしいこととも思っていない人が多いということなのだろう。
とがめられればそんなに悪いことだったのかと思い、罰せられれてはじめて恥ずかしさがわかる、そういうことではないかと思う。
詐欺もマル投げも、「おまかせ楽チン間に合わせ」の「しない」文化が染み込んだ困った現象で、根っこは一つだと思う。
仕事が見つからないから騙してカネを得る、答が見つからないから聞いて済ませる。
することは違っても、生活感覚様式は同類である。
生活の糧は自分で働いて得るものという育て方をされなかった、知識は自分で考えて身につけていくものという育て方をされなかった。
こどもの世話は焼いても、育てることを「しない」、自分ではなるべくしないで済ませるのがよい生きかただと思い、思わせていく。
そのつけが回ってきて、無関係の人が大迷惑をこうむっている。
もうしばらくすれば、また夏休みがやってくる。
お母さん方、今年の夏休みから、子供への宿題を自分への宿題と間違えないよう、クイズ代わりに横取りしないよう、心がけましょう。