・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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車の盗難防止に錨は有効か

2013年05月18日 | つぶやきの壺焼

車は鍵をかけていても盗まれる。
地震の後、住んでいた家を盗まれる国もあるというから、鍵のかかった車を盗まれるのは、国籍混交の今の都会では不思議なことでもなさそうである。

半世紀前までは、車のキーはエンジンを始動するためのもので、扉を固定するものではないと思っていた。
家の出入り口に鍵をかけることなども、奇行の部類であった。


狙われる鍵のかかった車は、ワンボックス車やクレーン付きトラックが多いという。
そういう車種が欲しいというより、夜中に止めてある車に、持ち主が現れにくいもの、つまり仕事に使う車が狙われやすいのか。
その夜のうちにばらばらに解体してしまうらしいから、車種など何でもよいのかもしれない。
狙われるのは国道や高速道路に近いところで、積み込み逃走が簡単にできる場所の危険率が高いそうである。


鍵のかかったまま持って行かれるのなら、防止法は固定しかない。
簡単には切断できない「いかり」をおろして、引っ張られれば高音の警報が鳴って警察にも通報が行く仕掛けはどうだろう。

「いかり」で変換したら、錨、碇の二文字が出てきた。
MS-IMEにはないが、石偏に丁と書くいかりもある。
石偏のいかりは石を投げ入れる古式で、金偏のほうが新しそうである。

車の固定ならやはり石だろうかと考えていたら、動かして使うものを動きにくくするのは理に合わないことに気づいた。
止めてある車が動いたら警報と通報が出る仕掛けには、大げさな固定はいらなかった。
いかりなどより積み込み作業を遅らせるだけでよかったのだ。
泥棒には気の毒だが、電気仕掛けが効き目がありそう。
そうなると、絶縁手袋の販売には本人確認をというお触れが出るかもしれない。

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