みなさんは箸の形を急に変えるといわれたらどうお思いになるでしょうか。
毎日の生活に欠かせないもの、それがあることすら忘れているように何も考えずに使っているもの、箸はそういうものです。
民法という法律があります。
人々の日本での日常生活を支える基本的な決めごとです。
いま、その法律には悪いところも欠陥も、何もありません。
それを変えようという動きがあるそうです。
理由は、アメリカの法律と似ていないから改めなければならないという、ある学者先生の考えだけのようなのです。
アメリカの法律によると、契約書や取扱説明書に「動物を乾かす目的で使用しないで下さい」と書いてなければ、電子レンジに猫を入れて乾かそうとして死んでしまった場合、メーカーが責任を取らされるそうです。
笑い話の扱いをまじめに法律にしまったようなものと、なぜ似ていなければならないのか、考えられる理由は誰かさんの都合でしかありません。
http://p.tl/uttw
法務省では、パブリックコメントと称する意見集めを4月16日から始め、この6月17日には締め切られるそうです。
http://p.tl/Cx6B
理由のない提案に反対理由を見つけるのは難事ですが、どこも壊れていないものを今が取替え時ですなどと訪問販売がやってきたらどうしますか。
http://p.tl/6sQb
「その用はない」とはっきり言わなければ、ずるずると入り込んでくるでしょう。
いくら偉い先生の紹介でも、要らないものは無用のものなのです。
「やめてくれ」だけでは意見にならないのでしょうか、お役人様。