X活という呼び名がはやっている。
就活、婚活、活、カツ。
履き慣れないハイヒールの音にも似ているが、活き活き、元気いっぱいにつながりそうなので悪い感じはしない。
ステマという手法がある。
捨て魔か、使えるものでも気に入らなければどんどん捨ててしまう人か、と思ったがそうではなかった。
ステルスマーケティング、広告であることに気付かせないようにして宣伝する、正々堂々の裏返しのような手法である。
観衆になりすましたサクラ、看板に名前を載せない無料パーティー、芸能人・有名人が使っていますというおはなしなど、さまざまな手がある。
渡辺さんをナベさんと、縮めて呼ぶと親近感が湧くというふしぎさをもった、短縮好みの感覚が、いかさま性のステルスに応用されると、陰の又陰になり、活き活きとはここでまた裏返しの関係になる。
焼き物料理は、何度もひっくり返すと固くなって味が落ちるので褒められたことではないのだが、さて。