・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

割引という錯覚

2013年09月09日 | つぶやきの壺焼

割引と値下げの違いは、低価額の継続時間にある。
割引は数分間で終わる場合もあるから、買い手を誘い込む力が強い。
今買わなければという気持が「買い」を呼ぶ。

新しく手に入れるものや買い増しのものが、なかったらどうかとは考えない。
そのものがどうしても欲しいのではなく、買いたいのですらない。
機会を逃したくない、ただそれだけで「買い」に走る。


老人医療にも割引買いの心根がはたらいていそうな気がする。
診て貰わなければ損、薬も貰わなければ損、体を動かさずにどこかが痛いと思えばすぐお医者さんへ。

薬品の輸入はここ10年間で2.5倍に増えているという。
飲めば飲むほど薬がだんだん効かなくなることもある。
飲めば体が丈夫になるという錯覚と、安価妄想が重なりあって、病むことを止めない人がだんだん増えていく。

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