100円ショップでボタン電池を買った。
同じものが2品あったので、使用推奨期限が早く来ないほうにした。
小型パネル型の時計に入れてみると、どうも収まりが悪い。
前に入っていた電池と寸法を比べてみる。
前の電池は______直径11.5mm_厚さ3 mm
買ってきたものは___直径11.4mm_厚さ2.9mm
直径も厚さも0.1mmずつ縮んでいる。
買ってきたものをよく見ると中国製、買うときに使用推奨期限に気をとられて、どこで作られたのかを確かめなかったのが失敗だった。
規格寸法があるはずだと調べ始めたが、こういう情報はなかなか検索に引っかからない。
Panasonic 製品情報__直径11.6mm_厚さ3.05mm
やっとこれが見つかった。
なんと、直径では0.2mm、厚さが0.15mmも小さくなっているではないか。
買う側が黙って使っていれば、どんどん縮んでくるのか。
切れているチーズと同じなのだ。
チーズは、縮んだなと思いながら食べてしまえばそれで済むが、電池は、収まりが悪ければケースにテープを貼り付けるなど厄介な手当てが要る。
こんなことをしてまで製造コストを下げるのか。
気がつかないだろうも度が過ぎたとき、必ず破綻が現れ、天罰が下る。
変な製造指令を出さないよう、また、検査方法も見直さなければならない。
それよりも、社長さんとかCEOと呼ばれる人の、心の寸法を修正しなければならないだろう。