秋は、米の味がいっせいによくなる、ような気がします。
水田に金色の波を見られるところにお住まいの方は、とくにその感が強いでしょう。
「冬水田んぼ」という言葉を聞きました。冬に水をはっておくと、生き物が集まってきて、津波の後の田んぼも復活したという話です。
こうして米を作ろうと工夫努力を重ねているところもあれば、いまだに休耕田などと奇妙な名前をつけたまま放置されている田地があります。
一時の処置としてはやむをえなかったにしても、何十年も放置を続けているのは、怠慢と言うしかありません。
田地の放置は国土の無効放置、国賊的行為です。
何にかじりついていなければならないのか、関係者の猛省を望んでいます。