・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

切り替えスイッチの点検

2014年10月17日 | つぶやきの壺焼

人間は、ときどきヘマをしでかします。
ヘマのほとんどは、切り替えスイッチの不調から起きるようです。

同じ環境がずっと続いているときには、ヘマはしません。
環境が変わったときには、頭の中の切り替えスイッチによって、新しい環境に適応するよう言動も変わります。

環境が急に変わったときには、危機が訪れることが多いので、スイッチも素早く働きます。
しかし、前もって環境の変わることがわかっている場合には、スイッチの操作時期に戸惑うこともあります。
また、環境が徐々に変わった場合には、スイッチの切り替えが必要なことにも気付かずに過ごすことさえあります。

たとえば政治家集団の場合、昔ながらの人付き合いが、要職に就いてからもだらだらと続いていれば、まだそんな前世紀のようなことをやっていたのかと、あきれるほど幼稚なヘマのタネを見逃すこともあります。

任せたほうは信頼しすぎ、任されたほうは、このぐらいはだれもがしているあたりまえのことと思っていれば、こぼれ落ちたヘマのタネはやがて芽を出します。

切り替えの必要なことに気づかなかったスイッチが、そのまま放置されれば、システムの動きは新しい環境にそぐわなくなるのは自然の成り行きです。

メイン回路のスイッチが切りかわっていても、付属回路に、切り替え忘れや、壊れて動かなくなったスイッチ、何年も使っていないからもういらないだろうと、バイパス回路が作られて用をなさなくなってしまったスイッチが、一つでもあっては大変です。
そこにヘマのタネが挟まって芽を出そうものなら、大事件にもなりかねません。
N町の保安協会のかたは、うかうかしていられません。
時間ができたら、ゴルフの相談より先にスイッチの点検をいたしましょう。

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