・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

気が向いたときに、覗いてご覧ください。
何が見えるかは、覗く方々のお眼め次第です。

冷観・暖感ノート:31

2017年11月12日 | つぶやきの壺焼

世の中に落ち着きがなくなったのは、直幹真柏のようにづしっと構えた人が現れにくくなったからでしょう。


上に伸びて枝を広げても、根元はひょろひょろの植物のような人をよく見かけます。

元のほうからねじれた木の幹は、まっすぐに直すことはできません。
幼年教育のころからねじれて一方に傾いた精神を、ごくふつうの心に戻すのもなかなかむずかしいことです。

下のほうはまっすぐなのに、上に行くとねじれはじめ、さらに上に行くほどねじれがはげしくなる、おかしなねじれ方もあります。
独裁国家によく見られる畸形です。

途中からねじれたものなら、そこからばっさり切り落とせば、まっすぐな形に生き返らせることもできるでしょう。
ねじれ部分を中途半端に残したのでは、畸形の名残がはっきり現れます。

根元からねじれたものは、さて、どうすればよいのでしょうか。

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コメント
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