会社、商店、政党には、分割・換名という生き残り策があります。
成功例は多いようですが、もちろん寿命短縮のもとになる失敗もあります。
部外の人々は、変わることに興味を持ち、変わったことを知らずに、新しくできたのかと注目することもあります。
電車の窓からこれまでなかった店の看板を見て、調べてみたらWをひっくり返してMにした名前だったというのもあります。
国の看板ともなれば、その掛け換えは一大事です。
わが国にも、分割自治を唱え、個人個人が生き残ればよいという説を唱える人もいますが、その場合全国民は部外者ではありませんから、興味や注目どころの話ではありません。
この提唱は、歴史を匂わせながら歴史を壊そうとする、売国の変形、あるいはたちの悪い売国話かもしれません。