移民受け入れ問題の泣きどころは、日本人が自分大事に偏って、自分で体を使いたがらなくなったことにあると思います。
自分から動く習慣がなくなった、「こうしてください」と言われなければ動かない、ちょっと乱暴な言葉で指示されるとすぐにパワハラだと泣きを入れる、これでは接客の機会の多い仕事はできません。
自分は体を動かして働かなくても、貧しい外国人に働く場を与えてあげる、それが博愛精神の現れなどと体裁の好さそうなことを思い、嫌な仕事には手を下さない、先進国中流病が広がったすえに、病気でもなくなり自然の感覚になってしまっているのです。
こんなことがありました。
やや大型の店の買い物カートのハンドルに、わざと忘れていったような野菜くず入りのレジ袋がぶら下がっていました。
「こんなのあったよ」客待ちで手のすくのを待ってレジのおばさんに届けたら、その返事が「私じゃない」