知らなかったと言えば罪が軽くなる、ごめんなさいでもっと軽くなる、そんな慣習につけこんで、人はときに悪さをします。
そのときはたいがい、いけないこととは思いも及ばないふりをしています。
ちかごろ、飛ぶ鳥のような眼で風景を楽しむ遊びが増えています。
こんな記事もありました。
「飛行に許可が必要とは知らなかった」。観光客でにぎわう平安神宮(京都市)や岡崎公園(同)で4~6月、ドローンを無許可で飛ばしたとして、航空法違反容疑で先月9日にまとめて書類送検されたフランス人男性ら海外からの旅行客3人は、京都府警の聴取に、そう口をそろえたという。(yomiuri 2018年11月05日)
ドローンを飛ばすときは、航空法に従わなければなりません。
平成27年9月に航空法の一部が改正され、無人飛行機も好き勝手には飛ばせないようになっているのです。
無人飛行機が、自由の国の人の遊びのうちはまだよいのですが、民主主義を唱えながらの独裁国からやってきた人の、他国の偵察やスパイの道具ともなれば、おやまた飛んでいるとのんびり見てはいられません。