・・・・・・あわぞうの覗き穴・・・・・・

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呆れ民主主義 :31 人気集め

2018年11月16日 | つぶやきの壺焼

民主主義政治の国で政治家が政治を駆動させるには、実効のある活動の場に出なければ話になりません。
活動の場は国会や地方議会で、それ以外のところでは、どんな立派なことを説き、どれほど人の役に立っても、国や地方の行政の行動ベクトルに影響を与える駆動力にはなりません。

政治家は、公職選挙という制度によって選ばれれて活動の場に出ます。
選ばれた人は、だいじに扱われ通常の水準以上の生活が保障されますから、いったん選ばれると、次の機会にも選ばれたい、そのことだけに夢中になります。
懸命ではなく夢中になるのです。

選ばれる条件作りに、いちばん手っ取り早いのは人気集めです。
人は、辛いこと悲しいことよりも楽で嬉しいことを好みます。
楽で嬉しい空気作りがお得意なのは、芸能人、有名人です。

一時の人気に目をつけられ、数合わせに拾い集められ、うまく選ばれた人は、おそらく政治の場で何をしてよいかわからないでしょう。
そういう人たちが議場の空気をかき乱すことだけに使われれば、集められた人だけでなく、政治の本体さえ人気を失っていきます。
そんなことを民主主義と呼んでのんびりしていてよいのでしょうか。

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