南無煩悩大菩薩

今日是好日也

太鼓橋。

2007-10-06 | つれづれの風景。

太鼓橋に朝日は昇り、青天に白昼月のかかるころ、風景は一服の侘び茶となる。



侘び寂びというものは、突き抜ける明るさにはコーディネートの難しい概念ではある。

しかしだ。

昨来の轟雨で綺麗に葬られた浮世の塵埃。音の無い朝。
清涼なる空気の元での太陽と月と太鼓橋の競演に、侘びる一興もよろしかろう。

と思うのである。

その一服の向うに、希求するものである。

コメント
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