小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

早春のロンドン ~ミラーレス、リコーGXRマウントA12は本当に使えるか?~その8

2012-04-20 22:21:46 | 日記
早春のロンドン ~ミラーレス、リコーGXRマウントA12は本当に使えるか?~ その8

コベントガーデンのマーケットです。


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一ひねりしたような雑貨の出店がずらりと並んでいます。アーティスティックというよりは、アイディア商品といったほうがいいかな。この手のマーケットではモントリオールで出くわした、画家たちが作品をもって集まってくる青空市を思い出します。市民広場みたいなところに日曜に相当な数集まってくるのですが、その国なり地方のアートの感覚がわかってとても楽しいイベントでした。こういうアーティスティックな青空市が東京にも出現しないかな。


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廃物利用で、結構売れるかもしれない。


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中国人の鳥だの花だのをつかって漢字をかくところをローマ字にしたらしく、結構うけていました。このお子さんはとっても真剣に見入っていました。


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皮ばりノート。これは下の子の好みなので、ドクロのやつをお土産に買いました。結構高い。


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紙で作るお家模型。家内のお気に入り。これを買わなかったことは、今回の旅の最大の心残りであると家内が言っております。


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ここでロンドン土産のキャンディーの入ったブリキ貯金箱を2つ買いました。郵便ポストに犬がおしっこをしているのとピーターパンがビッグベンのところを飛んでいるやつです。空港では、2つでディスカウントといってずいぶん安く売っていました。損した。こう並べられると買いたくなってしまうのです。


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思わず買ってしまいそうになるのです。


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コベントガーデンの建物にはいっぱい楽しそうなお店がならんでいて、真ん中のホールでは大道芸人たちが芸を披露しています。このときは、オペラのアリアをうたっていました。トウ-ランドットのリュウのアリア、結構うまい。


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この風船をのみこむ芸当が流行っていて、ここ以外でもやっていました。トレンド大道芸、のようです。



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今日はとってもイースターなのです。卵、卵のオンパレード。みんな羽目を外して盛り上がっています。


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卵アートを競っています。


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卵とウサギちゃん。


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地下も卵だらけ。


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色とりどりの御菓子かとおもいきや、水にいれるとシュワ―と溶けて泡のでるバス用品でした。思わず購入。


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日本もこうやってアイデアを競うお祭りがあってもいいと思います。ここまで一点に集中するお祭りは日本で思いつかないですよね。



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いやはや楽しいのですが、いざ買おうと思うと、使い道がありません。


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こちらの広場では卵アートの展覧会。


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いやーこの方は絵になる方です。スカーフの使い方が上手いですね。


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こちらは絵にならない人。卵の方はなかなかいいかもしれない。


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また人だかり、何をやっているかは定かでない。左の電話ボックスがいっぱいあるのがロンドン。この電話ボックスはお土産の飴の缶になっていて、ビッグペン、郵便ポスト、二階建てのバスとともにロンドン名物といえます。


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みなさんノリノリで、こういう光景は珍しくもないけど、外人は絵になるからいいよ。


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中庭で今度は弦楽6重奏が盛り上がっていました。


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バイオリンの弓を動かすのではなくて、バイオリン本体を動かして演奏するという技を披露しています。みんなのってます。


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コベントガーデンに隣接してオペラハウスがあるので、いってみます。意外なことに、内部も外部もそっけないもの。でもここのレベルは高いそうです。家内が記念に絵葉書を買いました。



ワーグナー、ニーベルングの指輪のワルキューレ、
ジークムント役:プラシド・ドミンゴ
ジークリンデ役:ワルトラウテ・マイヤー
双子の兄妹が再会し、近親相姦で最強の英雄ジークフリートが生まれる。ワーグナーの楽劇のネタはゲルマン神話であるとワーグナーは言っているが、同時に真の神話は大陸では汚染されて、アイスランドに純粋に残っているといって、アイスランドに出かけたそうです。しかし、アイスランドの伝説はSagaといって、アイスランドに上陸したノルマンの伝説なのです。丁度、日本の神話は朝鮮の神話がルーツと思うのに、いや日本の神話が、朝鮮に伝わったのだと主張する方がいるというのと同じようです。文化は行ったり来たりして、どちらの説も正しいのかもしれません。とにかく、ワーグナーの楽劇のネタがノルマンだというとワーグナーおよびワーグナーファンは激怒するにちがいありません。
ガイドさんはアングロサクソンをドイツ系民族といっていました。当方はゲルマン、アングロサクソンのルーツの一部にノルマンの影響があると勝手におもっています。だってどうみてもアングロサクソンは狩猟民族で、海洋民族でもあります。



ヴェルディ、椿姫、ジョルジュ・ジェルモン役:ディミトリー・ホロストフスキー
ロシア出身、人気絶頂のバリトン
そうそうたるメンバーがここで歌っているのです。


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どこがオペラハウスの正面玄関かわからないにほどそっけない。どこで記念撮影をしたらいいやら。イギリスは音楽も絵画も作家としてはほとんどみるべきものがありません。もっぱら、演劇と推理小説(コナン・ドイル、エラリー・クイーン、アガサ・クリスティー、エドガー・アランポー(イギリス生まれアメリカ人)、おもしろいですね大御所は何故かみんなイギリス産です)です。オペラでは食っていけないのかもしれません。比較的、バレーは人気がありそうです。アメリカ、ボストンのMITにいた時に、ラボの女の子もオペラを見ることは無い、バレーがいいといっていました。家内の推薦でオペラのCDをいっぱい買いこんで実験室できいていると、私はマリア・カラスを再認識したとか、わざわざ言いに来きます。ラボを去るときに、ラボの連中からアメリカ産オペラのポーギー&ベスのCDをお別れ記念にいただきました。日本人のくせにオペラを聞く変なやつとおもったのか、俺達が忘れているアートを理解していると敬意を表したのか? ポーギー&ベスはボストンのオペラハウスで生を聞いたことがあります。まあ、一流どころはNYにいって、ここにはなかなか来ないですけれど。そうそう、NY、メトロポリタンオペラの定期公演をボストンから飛行機で聞きに行く日本人のポスドクがいましたよ。今やオペラは民間の援助金や国の補助金がないと存続できないのです。海外オペラの日本公演で切符は数万円しますが、それでもいつも収支は赤字なのです。それほど公演にはお金がかかるが、見方によれば、援助金がある分、コストパフォーマンスとして、たいへんお得なアートともいえます。


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オペラハウスの向かいにあるイタリアン・レストランに入ります。オペラ歌手はきっとここで食べるのだろうとか言いながら入ったのですが。


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カラマリ(イカのリングフライ)、マルガリータピサとワインをたのみます。まあ、イタリア、オペラ歌手が好む味とは思えませんね。意外なのですが、イギリスの味はすべてに無難であり、突出した味がありません。触感もわりとグチャグチャした感じが好きなようです。ピザもフライドポテトもグチャグチャで、カリっとしたのが嫌いなようです。つけあわせのマッシュポテトもいつもきわめてグチャグチャです。要するにメリハリが無いのです(しかし、例外として、イギリス人がフライドフィッシュにぶちゃぶちゃかけるお酢は結構効きます)。イギリスはうまいものなしといわれてきたけれど、おいしいところもあります。ただ、どうもガイドブックに素直に従った方がよさそうです。ポッと入ったところで成功したことがありません。


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今日はロンドン最後の晩であり、明日は空港に直行するしかないので、もう少しねばります。


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中広場の屋台で、ロンドンになごりをおしみます。


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レモンケーキとコー-ヒー


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21時半ともなるとさすがに店を閉める方向で動きだします。我々もなごりはつきねど、引き上げるとするか。









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