小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

目黒自然教育園写真クラブ その2

2014-02-11 22:30:47 | 日記
目黒自然教育園写真クラブ その2

これは正式名称ではありません、正式には白金自然写真クラブです。しかし、目黒自然教育園での撮影に限っての活動なので、それをストレートに伝えるために表題のように書きました。2月8日の大雪の日に目黒自然教育園で会合があり、5月の国立科学博物館での写真展の打ち合せを行いました。みなさん、展示候補の写真を持ち寄ってA3サイズ前後で総計80~100点くらいを用意しなければなりません。14人ほどあつまりました。皆さんベテランの方で、新人は当方を含めて2人です。目黒自然教育園の四季の風景、自然現象および動植物ということになっていますが、鳥と昆虫が圧倒的多数を占めていました。当方の持っていた写真のような茫漠とした風景はマイナー中のマイナーで、一人、蚊帳の外の雰囲気になりました。みなさん優しい方ばかりですから、無視という顔はしませんが、鳥と昆虫が興味の対象であることはどう見ても明らかです。そりゃそうですよね、もともと博物館の展示ですから、抽象的絵というのはおかしいし、第一、そんなもので何年もこの教育園の写真展を維持できるわけありませんよね。人目を引く風景なぞ、そうある公園ではありませんで、鳥や昆虫で興味をひかないと無理です。単なる鳥や昆虫でもだめで、鳥がバッタをくわえているとか、トンボか交尾しているとかなにかプラスワンポイントがあると、さすがと称賛の声が上がるのです。見に来る人も博物館に抽象的絵を見に来るわけはないですよ。会員の人も昔はそういうのも撮っていました、それでは人目を引けないのでと言っていました。
  それでものすごく困ったのです。当方の写真は鳥や昆虫を対象としていないのです。もともと陶芸の題材のために写真を撮っているのだし、なんといっても目黒自然教育園に行く目的の第一はウォーキングで10000歩歩くためですから。みなさんに聞くと鳥や昆虫をとるには、一か所にじっと待つ、その忍耐がポイントらしいのです。これでは当方の目的を達成できません。
2月8日は大雪の日で、会合の後、雪の中3時間くらい教育園で撮影しました。どうも鳥を撮らねばならないようだということで、ここ、何回か鳥撮りに挑戦しているのです。ガンガン雪の降る中の撮影でとっても苦労しました。鳥が雪の積もった木々にしがみついて、動きがとれないので撮影にはちょうどいいはずのですが、こちらも動きがとれません。ソニーα7Rが防滴、防塵だと知らなかったので、手拭いでカメラを覆いながら、傘をさしての鳥撮影ですから、これは難しいですよ。鳥撮影用に買った70-300mmソニーαマウントは防水ではないですから、手拭いは当然必要だったのですが。だけど、撮影途中でソニーα7Rのファインダーと液晶の切り替えが不調になって、ファインダーオンリーになってしまい困りました。もう一台のソニーα7Rを持って行っていたので、撮影は出来たのですが、とっても防滴、防塵とはいえないようです。原因は後でわかったのですが、ファインダーに水滴が付いて、自動切り替えスイッチが常に接眼している状態と誤認していたのです。この日は3時間の悪戦苦闘のわりには大した写真も撮れず、次の日も雪景色に挑戦したのです。午前は陶芸教室でしたから、午後からでかけると、すでに木々の雪は解けてしまって、鳥の姿もまばらです。鳥撮影らしい人だかりがあったので、それに便乗してみると、小さな鳥がヒメガマの枝にとまって一生懸命餌をとっているのです。何という鳥か当方はわかりませんし、何を食べているのかもわかりません。撮影している鳥専門家は当然分かっているはずです。餌を摂るに夢中で、撮影の人などどうでもいいと言う具合に、近くまでよってくるので、皆さん大喜びです。彼らは雪の中、何か食わねばならないから大変なのだといっていました。皆さん連写しているので、当方も初めて連写モードにしてみましたが、ソニーα7Rは
どこが連写だとうくらいにポットンポットンという連写で、キャノンのカシャカシャというのとは雲泥の差です。おそらく連写速度が10倍くらい違うのでしょう。ソニーだとこういう時はハイビジョン動画撮影だというわけでしょうか。ヒメガマの枝にとまる鳥を撮るにはAFではヒメガマの茎にばかり焦点が合ってしまい、結局MFで撮っていることになりました。結果は9割、ボケボケ。連敗モードです。もともと、抽象的風景のみを撮るのが目的で、動き物をすててソニーα7Rを買ったのですから、突然、鳥撮りといっても無理があります。
  困りました。いまさら鳥撮りは止めるかとも思ったのですが、抽象的風景画ばかりで、白金自然写真クラブを乗り切ることは不可能でしょう。そこで、クラブの人が言っていた、鳥撮りにはマイクロフォーサーズだとうわけでオリンパスOM ED-M1を調べたり、APS-Cミラーレスの最新鋭、富士フィルム X-T1を調べたり、ミラーレス最速AF、富士フィルムX-E2を調べたり、苦心惨憺です。オリンパスOM ED-M1だと、35mm換算、600mm望遠レンズを423g、5万円弱で手に入れることが出来る。総計15~16万円なり。オリンパスOM ED-M1の防滴、防塵は信頼されており、水の中にまで漬けて撮影する人がいるそうです。2013年のカメラ大賞をとってその実用性が評価されています。ほんまに、マイクロフォーサーズで全紙サイズまでのばせるのかいな?? 一方、最新鋭富士フィルムX-T1だと最速AF、8コマ/秒、防滴、防塵と高画質が手に入る。こちらなら手持ちのXマウントレンズが使えて、ツアイスtouit 32mmも使ええるし、touit 12mmを買う意味も出てくる。こちらなら全紙サイズまでOKは確実のようです。 しかし、こちらだと望遠が35mm換算、350mm弱どまりで、鳥撮りには苦しい。カメラ本体で13~14万円なり。帯に短し襷に長し。どれをとったって、木々の枝の中の鳥をAFできるとは思えないし、ソニーα7Rをうまく使えば十分じゃないのという考えもある。結局鳥撮りはどうしたらいいの??? 明日、富士フルフィルムとオリンパスのショールームに行って来よう。お前さん、マジにヒヨって、鳥撮りやる気なの???? 


2月8日、9AM、 ソニーα7R+コシナ・ツアイス・ディスタゴン18mm


2月8日、1PM、 ソニーα7R+ソニー70-300mm Gレンズ


2月8日、2PM、 ソニーα7R+ソニー70-300mm Gレンズ


2月8日、2PM、 ソニーα7R+ソニー70-300mm Gレンズ


2月8日、1PM、 ソニーα7R+コシナ・ツアイス・ディスタゴン18mm


2月8日、2PM、 ソニーα7R+ソニー70-300mm Gレンズ


2月8日、2PM、 ソニーα7R+ソニー70-300mm Gレンズ


2月9日、2PM、 ソニーα7R+ソニー70-300mm Gレンズ


2月9日、3PM、 ソニーα7R+ソニー70-300mm Gレンズ


2月9日、3PM、 ソニーα7R+ソニー70-300mm Gレンズ


2月9日、3PM、 ソニーα7R+ソニー70-300mm Gレンズ


2月9日、4PM、 ソニーα7R+ソニー70-300mm Gレンズ


2月9日、2PM、 ソニーα7R+コシナ・ツアイス・ディスタゴン18mm


2月9日、4PM、 ソニーα7R+コシナ・ツアイス・ディスタゴン18mm

コメント
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