アイスランドの旅 その8最終回 戦利品紹介と総評
1、戦利品のご紹介
グルトブージンでの戦利品
トールのハンマー シルバー・ペンダント 娘用 アベンジャーズに出てくるそうです。
ルーン文字のシルバー・ペンダント、意味は知恵
国立博物館での戦利品
トールのハンマー 娘用
トールという店での戦利品
ルーン文字でロキとかいてあるネックレス、娘用
アイスランド国際空港での戦利品
ワルキューレペンダント
ルーン文字の成功という意味と羽はワルキューレを意味する
ワルキューレピアス
溶岩っぽいぐい飲み。日本っぽいでしょ。結構愛用してます。
ブルーラグーンでの戦利品
保湿クリームとパック
ゴールデンサークルでのゲイシール・お土産屋さんでの戦利品
当方が購入、カメラにはそれを包んだり、雨よけ用の布がいくらあっても足りないのです。
何でカラスかと思ってしらべたら、どこにでもいるワタリガラスなのですが、アイスランドではその知性を尊び、神話や信仰の中でも特別な存在だそうです。アイスランド語ではHrafnといい、男性の名前にもなっているということでした。
超高かったので、本当にビビリました。
アウルバイル野外博物館での戦利品
アイスランド模様の布
1000円くらいで、布の質もよくなかったのですが、アイスランド風パターンを一つは買いたかった。
どうですか、アウルバイル野外博物館のガイドさんが作ったこの手作りニット帽は???
ハルパ・コンサートホール売店での戦利品
アイスランドの民話集、面白い話がいっぱい出てると家内がもうしておりました。
スパーマーケット 10-11での戦利品
アイスランドのバター、ブログで買うように推薦されていたので、購入。おいしいですよ。
これまで、アイスランドに牛はいないと思っていたら、ちゃんといるそうです。訂正。
なんせ物価が高いので、お土産を買う時に、値段を見てしり込みしていましたが、何も買わないわけにはいかなので、最後にはこうなったらやけくそだと言いながら買うことになりました。
2、総評
1)なんでノルマンの軌跡を書いたのか。
現在を見るに、過去からの歴史と地域的全体像を含めた俯瞰的見方を忘れてはいけないことを言いたかったのです。現在の身の回りの現実に対応することは必須ですが、その時にこの俯瞰的見方をバックにおいて、バランスをとる必要があるのです。ツイッターで瞬間的短い言葉のやりとり、瞬間的好き嫌いの反応に満ち溢れています。その判断は自分が現実に経験したわけではないテレビとかネットでのマスの反応がベースになっています。欧米を全て一番とする思考体系を一度チャラ、Plainにしたかったのです。
2)なんでアイスランドなのか。
何もない島のわずか30万人が作りつつある文化は、真っ白、Plainな紙に描かれた点のようなものでしょう。でも、真っ白な紙に描かれつつある点は文化の出来てゆく過程を見せてくれるでしょう。自分の物つくり活動をもう一度、ゼロから見直してみたかったのです。
一方で、何もない島は真っ白な紙の上に地球の出来る過程をそのまま見せてくれるでしょう。そしてそれと人がどうかかわってゆくかを見せてくれるでしょう。自分の自然の見方を原点に戻してくれるでしょう。
3)これは最近訪れた芸大卒業生の陶芸グループ展 (time crossing)での田中隆史さんの作品。彼にこの作品はアイスランドにも置けますねといいました。大きな自然と人との関わり合いがベースにあると思ったからです。
Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm
Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm
アイスランドでは彫刻が大きな意味をもっていました。大きな自然と人との関わり合いが必然的に彫刻を生んだと思います。真っ白な紙に人はまずなにを描きたいか。アイスランドは彫刻の意味を教えてくれました。田中隆史さんの作品は大きな自然と人との関わり合いの息吹が感じられるのです。原点に返って作品を作りたいと思いました。アイスランドの旅はアートの原点を教えてくれました。
4)アイスランドにはキリスト教への改宗にもかかわらず、脈々として原点に北欧神話が息づいていました。キリスト教が異文化を覆いつくしたとおもっても、土着の文化は滅びないのです。
当方は、京都で7年間仕事をしたおかげで、中国・朝鮮の大陸文化がいかに日本に影響を与えたかを身をもって体験しました。これまで、これぞ日本文化の粋と思っていたものがことごとく中国・朝鮮の大陸文化が基になっていたことに打ちのめされました。しかし、中国・朝鮮の大陸文化の基を日本人が自分の物として、さらに開花させてゆく様も知ることが出来ました。文化だけではありません。大陸のDNAがどのようにまじりあって日本人のDNAを作っていったかも少しは勉強しました。ですから、現在の日韓の対立を周りの方とは違う視点でみています。 そんな面倒なこと言わなくても、新大久保には日本人がいまでも変わらず集まるのは、日本人のなかにあるDNAの表現形が欧米の文化でおおわれても、自分は気が付かなくても元っこにあるDNAが韓国のDNAに反応しているのです。その逆もしかり、日本の文化を韓国の方は好んでいるのです。政治が国境に線を引こうとも、世を変えても、土着の文化とDNAはそれとは別に継続してゆくのです。
今や、ゲームの世界ではギリシャ・ローマ文化の話より、北欧神話を原点としたものの方が多いそうです。世界は、これまでの日本人が思いこんでいる、キリスト教から見た欧米人の文化だけではない、色々な文化がそれも大きなスケールで存在しているのです。面白いですね、若者は、そんなこと考えてもいないのにちゃんと反応してゆく。
いよいよ、世界中の流れが変わってゆく時が来ました。我々は、若者はどう対応してゆくのでしょうか。現実を踏まえつつ、俯瞰的見方もわすれずにバランスをとって。あるいは、そんな面倒なこと考えずに元気よく。
5、家内は、アイスランドをCalm(おだやか)な所と表現しました。とても生活に困っている方、貧しい方、働く気力の無い方、社会に対する不満に満ち溢れている方等を見かけませんでした。レストランのウェイターからバスの運転手まで、一定レベルの教育を感じ、それに元気で明るい。とってもお金持ちの家や人にも会いません。権威をふりかざす上から目線の建物もありません。とっても攻撃的なあるいは他人を蹴落とそうするぎすぎすした雰囲気もありません。大きな氷河と隣あう割れ目からは溶岩がふきだし、周囲はのっぺらぼうの溶岩台地。寒い、決してめぐまれた環境でないアイスランドになんでこのような社会が生まれ、維持されているのでしょうか? この答えを追求すると、もうこのブログは延々と続いてしまいます。今後の宿題としましょう。
3、写真に関して
今回も前回のポルトガル旅行に続いて、645中判カメラ、Fujifilm GFX50S を持って行きました。レンズは純正Fujifilm GF45mm(実質35mm)とFujifilm GF23mm(実質18mm)です。ポルトガルと同じく、今回もFujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm(実質18mm)とZeiss touit 32mm(実質48mm)をサブに持って行きました。
ポルトガルでは絵作りとして、Fujifilm GFX50S + Pentax 45mm 情報伝達としてFujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mmと2本立てに徹したのですが、アイスランドの自然にたいしては、広大な景色ということでFujifilm GF23mmをはずせなくなり、結局大半をFujifilm GF23mmでまかなってしまいました。そのために絵作りの姿勢がどこかに行ってしまった。真面目に撮ったのは3回くらい。
スマホやフラッシュがついたデジカメ、Canon μの方が情報伝達としてはましでした。情けない。重たい思いをして中判カメラを持っていったのは何だったのだ。
普段の旅行はメインをちょっと軽い中判カメラFujifilm GFX-R + Fujifilm GF45mmに固定してしまって、それ以外をFujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mmですべてまかなうという線がチラチラと浮かんでいます。中判カメラを2台持つなんて贅沢すぎるとは思いますし、純正中判レンズを3本も買ってしまったので、お金もスカラッカンです。こういう考えに陥るのは、中判カメラFujifilm GFXに軽いレンズを付けて、スナップ撮影することは、少なくとも意義あることだというのが現在のFujifilm GFXに対する評価であるということになります。
結局のところ、相変わらずFujifilm GFX50Sに振り回されています、その真価が曖昧なままでいます。本当に、近々真面目に撮影オンリーの旅行をやりましょう。Fujifilm GFX50Sに真剣に対決して白黒決着つけましょう。
あっちこっち海外旅行してもちっともいい写真がとれません。もし、撮影だけを目的としたリベンジ海外旅行するとしたら、今のところ行きたいのは2ヶ所だけ、シチリア島の廃墟とアイスランドのバレバレの自然。
以上、この旅行記は全て終了します。
1、戦利品のご紹介
グルトブージンでの戦利品
トールのハンマー シルバー・ペンダント 娘用 アベンジャーズに出てくるそうです。
ルーン文字のシルバー・ペンダント、意味は知恵
国立博物館での戦利品
トールのハンマー 娘用
トールという店での戦利品
ルーン文字でロキとかいてあるネックレス、娘用
アイスランド国際空港での戦利品
ワルキューレペンダント
ルーン文字の成功という意味と羽はワルキューレを意味する
ワルキューレピアス
溶岩っぽいぐい飲み。日本っぽいでしょ。結構愛用してます。
ブルーラグーンでの戦利品
保湿クリームとパック
ゴールデンサークルでのゲイシール・お土産屋さんでの戦利品
当方が購入、カメラにはそれを包んだり、雨よけ用の布がいくらあっても足りないのです。
何でカラスかと思ってしらべたら、どこにでもいるワタリガラスなのですが、アイスランドではその知性を尊び、神話や信仰の中でも特別な存在だそうです。アイスランド語ではHrafnといい、男性の名前にもなっているということでした。
超高かったので、本当にビビリました。
アウルバイル野外博物館での戦利品
アイスランド模様の布
1000円くらいで、布の質もよくなかったのですが、アイスランド風パターンを一つは買いたかった。
どうですか、アウルバイル野外博物館のガイドさんが作ったこの手作りニット帽は???
ハルパ・コンサートホール売店での戦利品
アイスランドの民話集、面白い話がいっぱい出てると家内がもうしておりました。
スパーマーケット 10-11での戦利品
アイスランドのバター、ブログで買うように推薦されていたので、購入。おいしいですよ。
これまで、アイスランドに牛はいないと思っていたら、ちゃんといるそうです。訂正。
なんせ物価が高いので、お土産を買う時に、値段を見てしり込みしていましたが、何も買わないわけにはいかなので、最後にはこうなったらやけくそだと言いながら買うことになりました。
2、総評
1)なんでノルマンの軌跡を書いたのか。
現在を見るに、過去からの歴史と地域的全体像を含めた俯瞰的見方を忘れてはいけないことを言いたかったのです。現在の身の回りの現実に対応することは必須ですが、その時にこの俯瞰的見方をバックにおいて、バランスをとる必要があるのです。ツイッターで瞬間的短い言葉のやりとり、瞬間的好き嫌いの反応に満ち溢れています。その判断は自分が現実に経験したわけではないテレビとかネットでのマスの反応がベースになっています。欧米を全て一番とする思考体系を一度チャラ、Plainにしたかったのです。
2)なんでアイスランドなのか。
何もない島のわずか30万人が作りつつある文化は、真っ白、Plainな紙に描かれた点のようなものでしょう。でも、真っ白な紙に描かれつつある点は文化の出来てゆく過程を見せてくれるでしょう。自分の物つくり活動をもう一度、ゼロから見直してみたかったのです。
一方で、何もない島は真っ白な紙の上に地球の出来る過程をそのまま見せてくれるでしょう。そしてそれと人がどうかかわってゆくかを見せてくれるでしょう。自分の自然の見方を原点に戻してくれるでしょう。
3)これは最近訪れた芸大卒業生の陶芸グループ展 (time crossing)での田中隆史さんの作品。彼にこの作品はアイスランドにも置けますねといいました。大きな自然と人との関わり合いがベースにあると思ったからです。
Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm
Fujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm
アイスランドでは彫刻が大きな意味をもっていました。大きな自然と人との関わり合いが必然的に彫刻を生んだと思います。真っ白な紙に人はまずなにを描きたいか。アイスランドは彫刻の意味を教えてくれました。田中隆史さんの作品は大きな自然と人との関わり合いの息吹が感じられるのです。原点に返って作品を作りたいと思いました。アイスランドの旅はアートの原点を教えてくれました。
4)アイスランドにはキリスト教への改宗にもかかわらず、脈々として原点に北欧神話が息づいていました。キリスト教が異文化を覆いつくしたとおもっても、土着の文化は滅びないのです。
当方は、京都で7年間仕事をしたおかげで、中国・朝鮮の大陸文化がいかに日本に影響を与えたかを身をもって体験しました。これまで、これぞ日本文化の粋と思っていたものがことごとく中国・朝鮮の大陸文化が基になっていたことに打ちのめされました。しかし、中国・朝鮮の大陸文化の基を日本人が自分の物として、さらに開花させてゆく様も知ることが出来ました。文化だけではありません。大陸のDNAがどのようにまじりあって日本人のDNAを作っていったかも少しは勉強しました。ですから、現在の日韓の対立を周りの方とは違う視点でみています。 そんな面倒なこと言わなくても、新大久保には日本人がいまでも変わらず集まるのは、日本人のなかにあるDNAの表現形が欧米の文化でおおわれても、自分は気が付かなくても元っこにあるDNAが韓国のDNAに反応しているのです。その逆もしかり、日本の文化を韓国の方は好んでいるのです。政治が国境に線を引こうとも、世を変えても、土着の文化とDNAはそれとは別に継続してゆくのです。
今や、ゲームの世界ではギリシャ・ローマ文化の話より、北欧神話を原点としたものの方が多いそうです。世界は、これまでの日本人が思いこんでいる、キリスト教から見た欧米人の文化だけではない、色々な文化がそれも大きなスケールで存在しているのです。面白いですね、若者は、そんなこと考えてもいないのにちゃんと反応してゆく。
いよいよ、世界中の流れが変わってゆく時が来ました。我々は、若者はどう対応してゆくのでしょうか。現実を踏まえつつ、俯瞰的見方もわすれずにバランスをとって。あるいは、そんな面倒なこと考えずに元気よく。
5、家内は、アイスランドをCalm(おだやか)な所と表現しました。とても生活に困っている方、貧しい方、働く気力の無い方、社会に対する不満に満ち溢れている方等を見かけませんでした。レストランのウェイターからバスの運転手まで、一定レベルの教育を感じ、それに元気で明るい。とってもお金持ちの家や人にも会いません。権威をふりかざす上から目線の建物もありません。とっても攻撃的なあるいは他人を蹴落とそうするぎすぎすした雰囲気もありません。大きな氷河と隣あう割れ目からは溶岩がふきだし、周囲はのっぺらぼうの溶岩台地。寒い、決してめぐまれた環境でないアイスランドになんでこのような社会が生まれ、維持されているのでしょうか? この答えを追求すると、もうこのブログは延々と続いてしまいます。今後の宿題としましょう。
3、写真に関して
今回も前回のポルトガル旅行に続いて、645中判カメラ、Fujifilm GFX50S を持って行きました。レンズは純正Fujifilm GF45mm(実質35mm)とFujifilm GF23mm(実質18mm)です。ポルトガルと同じく、今回もFujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mm(実質18mm)とZeiss touit 32mm(実質48mm)をサブに持って行きました。
ポルトガルでは絵作りとして、Fujifilm GFX50S + Pentax 45mm 情報伝達としてFujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mmと2本立てに徹したのですが、アイスランドの自然にたいしては、広大な景色ということでFujifilm GF23mmをはずせなくなり、結局大半をFujifilm GF23mmでまかなってしまいました。そのために絵作りの姿勢がどこかに行ってしまった。真面目に撮ったのは3回くらい。
スマホやフラッシュがついたデジカメ、Canon μの方が情報伝達としてはましでした。情けない。重たい思いをして中判カメラを持っていったのは何だったのだ。
普段の旅行はメインをちょっと軽い中判カメラFujifilm GFX-R + Fujifilm GF45mmに固定してしまって、それ以外をFujifilm X-T3 + Zeiss touit 12mmですべてまかなうという線がチラチラと浮かんでいます。中判カメラを2台持つなんて贅沢すぎるとは思いますし、純正中判レンズを3本も買ってしまったので、お金もスカラッカンです。こういう考えに陥るのは、中判カメラFujifilm GFXに軽いレンズを付けて、スナップ撮影することは、少なくとも意義あることだというのが現在のFujifilm GFXに対する評価であるということになります。
結局のところ、相変わらずFujifilm GFX50Sに振り回されています、その真価が曖昧なままでいます。本当に、近々真面目に撮影オンリーの旅行をやりましょう。Fujifilm GFX50Sに真剣に対決して白黒決着つけましょう。
あっちこっち海外旅行してもちっともいい写真がとれません。もし、撮影だけを目的としたリベンジ海外旅行するとしたら、今のところ行きたいのは2ヶ所だけ、シチリア島の廃墟とアイスランドのバレバレの自然。
以上、この旅行記は全て終了します。