小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

自然教育園日記 その158  超接近広角撮影-4 中判カメラvs. APS-Cカメラ-2

2020-08-19 18:03:05 | 写真日記

左:Fujifilm GFX50S + LAOWA マジックフォーマットコンバーター+Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO
右:Fujifilm X-T3 + Pixco LM-FX/M+ フォクトレンダー10mm F5.6 Aspherica HELIAR-HYPER WIDE(ヘリアーハイパーワイド)
右はAPS-Cですから実質15mm、左はマジックコンバーターの影響を考えておそらく実質15mmであり、レンズの焦点距離はほぼ同じ。右は高速連写が武器でアリ、左は画質が武器。

以下、この2種の機材での撮影です。

2020-8-9
Fujifilm X-T3 + Pixco LM-FX/M+ フォクトレンダー10mm F5.6 Aspherica HELIAR-HYPER WIDE(ヘリアーハイパーワイド)



大型のクワガタムシに出会う。何か動きが鈍く、こんなアングルでも撮影できました。死期が近いのではないかと心配してます。



ツリガネニンジンに広角レンズで挑戦する。





Fujifilm X-T3 + coBORG 200mm
これは望遠レンズ。望遠レンズはラクチンこのうえない。

2020-8-14
Fujifilm GFX50S + LAOWA マジックフォーマットコンバーター+Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO



この遠景をいれたアングルで何度も撮影。Laowa15mm macroはフォーカスが極めて薄いので三脚なしではピントをとるのが本当に難しい。さらにLEDランプも手持ちなのですから。



こういうアングルで撮れる花がほかにもいっぱいあったらいいのだが、そうはうまくゆかない。


ツルボとクモ



中判カメラの広角マクロでもツリガネニンジンに挑戦するが、もう花が終わりに近くて苦しい。



フシグロセンノウの時期になりました。こいつをどう撮るか、考え込んでいるうちに花が終わってしまうのが常である。


センニンソウ





バッタさんが日陰で涼んでいるのを逆向きにとるとこうなりました。

いつも午後から自然教育園に行く当方にとって、連日36℃はやってられない。はっきり言って降参である。

2020-8-18
今日は最高温度が33℃の予想という、これなら出かけられると自然公園に。しかし、汗はとめどもなく滴り落ちる。こんな時はぎりぎりまで機材を絞る、そして
Fujifilm GFX50S + LAOWA マジックフォーマットコンバーター+Laowa 15mm F4 WIDE ANGLE MACRO だけもって歩く。どうやら、超接近広角撮影はこの機材でポツリポツリと撮るのが当方には最も相性がいいという結論かもしれない。






フシグロセンノウ




絶滅危惧種トラノオスズカケとセミの抜けガラ



この大きな蛾の名前はなんでしょうか?



この蛾の触角はとんでもなくシュール

苦労して、真夏の午後。自然教育園を歩くと、人が殆どいない森でこれまで出会ったこともないような場面に出くわすのです。<真夏の夜の夢>ならず<真夏の昼の夢>。ここで撮った写真は本当に存在していたのか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする