ミュンヘンからワーグナー巡礼の旅
~ツアイス・touit 32mm/富士フィルムX-E1旅カメラの巻~ その6
6月16日(日曜日)
今日もバイエルン切符の旅です。ミュンヘンからバイロイトまで。バイロイトはワーグナーが自分の理想を実現したオペラハウス(祝祭劇場)があり、毎年バイロイト音楽祭でワーグナーの作品が演奏されます。世界中のあこがれの音楽祭です。今年はワーグナー生誕200年ということで、今年の8月はものすごい音楽祭になるでしょう。家内はこの音楽祭に参加することが一生の夢であるそうです。なかなか切符が手に入らなくて、この夢が実現するか前途多難です。今回は下見。列車はニュルンベルクで乗り換えて、乗り換え時間が1時間弱あります。このおかげで片道4時間かかりますが、ニュルンベルクの街をちょっと見学することが出来ました。ニュルンベルクといえば、ワークナーの楽劇、<ニュルンベルクのマイスタジンガー>の舞台となったところですから、この巡礼の旅にふさわしい場所なのです。<ニュルンベルクのマイスタジンガー>(バイエルン州立歌劇場日本公演)は当方が最初に見たワーグナーの楽劇(ローエン・グリーンより後をオペラというとワグネリアンによりこのブログが炎上する可能性があります。楽劇といわねばなりません)ですから無関係ではありません。ドイツ人の完璧性に感動したものです。
これがバイエルン切符。上のようにきちんと情報が打ち出されていて便利です。下の切符を持っていれば自由自在。車掌さんはちゃんと検察にきますよ。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
この街を取り囲む城壁の一部に、マイスター(職人)達の店を再現した職人広場があるというのですが、日曜は開いていなくて、とても残念。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
しょうがないので、入口で記念撮影。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
中央広場の先にブラウエン教会が見えますが、時間切れで駅にもどります。この広場で、出店がいっぱい並ぶそうですが、早朝かつ日曜ですから、影も形もありません。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
街の入口にある大きな塔、ケーニヒ門。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm <窓>
ニュルンベルクからバイロイトまで1時間。ほんと森だらけだと思いながら、バイロイトに着きます。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
バイロイトの駅を降りて、街とは反対の北の方角にワーグナーファンの聖地、リヒャルト・ワーグナー・フェストシュピールハウス(祝祭劇場)を見て、とうとう来たかといってワグネリアンは涙を流すのです。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
リヒャルト・ワーグナー・フェストシュピールハウス(祝祭劇場)の前で記念撮影。この撮影を失敗すると後で大変なことになります。
ドイツ人らしい老夫婦が同じところで記念撮影。オジサンは自分のカメラを指さしてアンティーク、アンティークと盛んに言います。当方のカメラと比較して自慢しているのか、卑下しているのかよくわかりませんが、とにかくカメラを愛しているようです。ついでにワーグナーは好きかときいたら、そりゃ好きだよという返事でした。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
よくみると、建物の真ん中は本物ですが、両側は工事用シートの絵なのです。全館、改修工事中で、なぜか正面部分だけが未完成です。これでは8月に間に合うのでしょうか?
なぜ、正面を最後にするのかと、家内が疑問を投げかけていましたが、わかりません。このオペラハウスは聖地ではありますが、ここでオペラ/楽劇を聞くには幾多の難関が待っているのです。1)切符が手に入らない(家内は切符を手に入れることも目的の一つとして日本ワーグナー協会にはいったのですが、特別割り当て切符を買える可能性が回ってくる昨年に突然、ドイツから協会への特別割り当て切符の配布が中止されてしまったのです、協会は大さわぎです。)2)世界中からファンが集まるから宿がとれない。野宿覚悟の人もいます。真夜中に終わるのですから、遠くに宿はとれません。3)冷房がありません。その中で5,6時間、演奏する方も、聞く方も命がけです。6月でこれだけ暑いと8月はどうなるのだ。4)館内にホールがありません。休み時間はこの広場でワインでものむのでしょう。雨が降ったら傘をさして。この難関を乗り越えた人だけが、この聖地でワーグナー・オペラを聞くことができるのです。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
裏にまわると、さすがに、ラインの黄金のファフナー役(バス)の声が聞こえてきました。結構うまい。8月公演にむけて練習しているのでしょうか。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
さらに真裏には大きなガレージがあって、きっとここに大きな舞台装置がセッティングされて、舞台に運び込まれるのでしょう。聖地の臨場感がわいてきました。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・100mm macro
このバルコニーで、開始の合図のトランペットが吹かれるのです。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・100mm macro
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
館の手前の広場に、ゆかりの有名な演奏家の看板と一番奥にワーグナーの像が並んでいます。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
~ツアイス・touit 32mm/富士フィルムX-E1旅カメラの巻~ その6
6月16日(日曜日)
今日もバイエルン切符の旅です。ミュンヘンからバイロイトまで。バイロイトはワーグナーが自分の理想を実現したオペラハウス(祝祭劇場)があり、毎年バイロイト音楽祭でワーグナーの作品が演奏されます。世界中のあこがれの音楽祭です。今年はワーグナー生誕200年ということで、今年の8月はものすごい音楽祭になるでしょう。家内はこの音楽祭に参加することが一生の夢であるそうです。なかなか切符が手に入らなくて、この夢が実現するか前途多難です。今回は下見。列車はニュルンベルクで乗り換えて、乗り換え時間が1時間弱あります。このおかげで片道4時間かかりますが、ニュルンベルクの街をちょっと見学することが出来ました。ニュルンベルクといえば、ワークナーの楽劇、<ニュルンベルクのマイスタジンガー>の舞台となったところですから、この巡礼の旅にふさわしい場所なのです。<ニュルンベルクのマイスタジンガー>(バイエルン州立歌劇場日本公演)は当方が最初に見たワーグナーの楽劇(ローエン・グリーンより後をオペラというとワグネリアンによりこのブログが炎上する可能性があります。楽劇といわねばなりません)ですから無関係ではありません。ドイツ人の完璧性に感動したものです。
これがバイエルン切符。上のようにきちんと情報が打ち出されていて便利です。下の切符を持っていれば自由自在。車掌さんはちゃんと検察にきますよ。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
この街を取り囲む城壁の一部に、マイスター(職人)達の店を再現した職人広場があるというのですが、日曜は開いていなくて、とても残念。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
しょうがないので、入口で記念撮影。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
中央広場の先にブラウエン教会が見えますが、時間切れで駅にもどります。この広場で、出店がいっぱい並ぶそうですが、早朝かつ日曜ですから、影も形もありません。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
街の入口にある大きな塔、ケーニヒ門。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm <窓>
ニュルンベルクからバイロイトまで1時間。ほんと森だらけだと思いながら、バイロイトに着きます。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
バイロイトの駅を降りて、街とは反対の北の方角にワーグナーファンの聖地、リヒャルト・ワーグナー・フェストシュピールハウス(祝祭劇場)を見て、とうとう来たかといってワグネリアンは涙を流すのです。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
リヒャルト・ワーグナー・フェストシュピールハウス(祝祭劇場)の前で記念撮影。この撮影を失敗すると後で大変なことになります。
ドイツ人らしい老夫婦が同じところで記念撮影。オジサンは自分のカメラを指さしてアンティーク、アンティークと盛んに言います。当方のカメラと比較して自慢しているのか、卑下しているのかよくわかりませんが、とにかくカメラを愛しているようです。ついでにワーグナーは好きかときいたら、そりゃ好きだよという返事でした。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
よくみると、建物の真ん中は本物ですが、両側は工事用シートの絵なのです。全館、改修工事中で、なぜか正面部分だけが未完成です。これでは8月に間に合うのでしょうか?
なぜ、正面を最後にするのかと、家内が疑問を投げかけていましたが、わかりません。このオペラハウスは聖地ではありますが、ここでオペラ/楽劇を聞くには幾多の難関が待っているのです。1)切符が手に入らない(家内は切符を手に入れることも目的の一つとして日本ワーグナー協会にはいったのですが、特別割り当て切符を買える可能性が回ってくる昨年に突然、ドイツから協会への特別割り当て切符の配布が中止されてしまったのです、協会は大さわぎです。)2)世界中からファンが集まるから宿がとれない。野宿覚悟の人もいます。真夜中に終わるのですから、遠くに宿はとれません。3)冷房がありません。その中で5,6時間、演奏する方も、聞く方も命がけです。6月でこれだけ暑いと8月はどうなるのだ。4)館内にホールがありません。休み時間はこの広場でワインでものむのでしょう。雨が降ったら傘をさして。この難関を乗り越えた人だけが、この聖地でワーグナー・オペラを聞くことができるのです。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
裏にまわると、さすがに、ラインの黄金のファフナー役(バス)の声が聞こえてきました。結構うまい。8月公演にむけて練習しているのでしょうか。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
さらに真裏には大きなガレージがあって、きっとここに大きな舞台装置がセッティングされて、舞台に運び込まれるのでしょう。聖地の臨場感がわいてきました。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・100mm macro
このバルコニーで、開始の合図のトランペットが吹かれるのです。
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・100mm macro
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
リコーGXR+マウントA12+ツアイス・ディスタゴン18mm
館の手前の広場に、ゆかりの有名な演奏家の看板と一番奥にワーグナーの像が並んでいます。
富士フィルムX-E1+ツアイスtouit 32mm
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