小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

新幹線途中下車の旅 瀬戸 その5

2012-08-10 17:27:35 | 旅行
新幹線途中下車の旅 瀬戸 その5

この本の地図をみてもぜんぜん行き着きません。うろうろ暑いなかを歩いてやっと工芸館をみつけました。入館無料はよかったのですが、ここも今の作家の展示会で埋め尽くされて、常設展示はありません。どうやら、常設展示では生きて行けないので、現役作家の個展や団体展示で食べる場所に変貌しているようです。 いずれの作家さんも面白くないとはいいませんが、そのつもりで来たのではないので、そうとう頭にきました。そのくせしっかりと撮影禁止だけはうるさく主張します。


<瀬戸市新世紀工芸館>

また本にしたがって瀬戸倉ミュージアムへはいります。一階の売店でふらふらと織部風ぐい飲みを購入。2階のニュージアムに入って、ここは撮影できるところもありそうです。説明員の引き連れた集団にまじって、陶磁器の基本の講義を受けました。とっても参考になりました。すこし、書いてみましょう。


<瀬戸倉ミュージアム、売店>


エンドの名古屋新幹線の時間がきまっているので、いそいで、展示をみます。 一つ、丹波焼きに惹かれました。 以前の新幹線グリーン車においてある、WEDGEだったかひと時だったかで丹波焼きの紹介を呼んでから、記憶に残っていたのですが、丹波焼きの力強さには打たれました。いつか訪ねてみたい。丹波焼はその後、日本民芸館のブログで少し紹介しました。











昔の瀬戸物のお店はこういう具合だったそうです。



昔のお店は、こんな風に瀬戸物が積んであるのです。



これも、昔のお店の飾りです。



焼き物のイロハを勉強します。



陶器と磁器の違い、これは重要です。



焼物は、早くいっぱい作るためにいろいろ工夫するわけです。これは粘土をいれて成形する型。



これは丸いのが模様となっていて、下の機械で焼き物に絵を転写する機械です。

いわゆる、大量生産の為に開発された、もろもろの製法です。




御茶碗にクルクル模様を張り付けるのです。



これは、登り窯の模型。








タイルも型でどんどん作ります。当方みたいに手でシコシコ彫っていたのでは商売にならないのです。

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