小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

海の形と色 その1

2015-05-04 20:36:28 | 日記
海の形と色 その1

2015-5-1
昨年の秋は、この城ケ島で、陶芸につかうホルムを探しに来ました。今日はそのホルムにのせる色とパターンを探しにきました。いつも同じ所ですが、同じ所を見つめることによって、何かを見つけることが出来るかもしれない。





ここまでの2枚はSony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mmです。ここからさきはSony alpha7S + フォクトレンダー Vintage line 50mm F1.5 Aspherical VMです。coBORGもちょっと入っているかもしれません。





ここまでは普通の写真ですが、これか先はとっても特別な写真の連続なのですが、マル秘写真ですからちょっとだけ載せます。















どこでどうやって撮って、どうやって画像を作ったかは秘密。何か、写真も陶芸も一つ吹っ切れたような気がします。人と同じことをやらないように努力することは以前からそうだったのですが、なにか人と同じことをやらないことが不安でした。手本は無い、私はどこに行ってしまうのだろうか?  現在、だんだん、人と同じことをやらないことが平気になってきています。どう思われようがかまわん、という居直りというよりは、周りには全然関係なく、自分のやっていることに自分で少々ですが本気の興味がわいてきたということです。
  私は海を知らなければなりません。海とは何なのでしょう? そのほんの、本当に砂粒ほどの海への入り口が見えてきたのでしょうか?








ニュースには出てきませんでしたが、去年の台風で、高波にやられて、この城ケ島地域で、大きな被害にあった御店が少なからずあったのです。この相模亭も骨組みをのこして、内部はほとんど壊れました。
相模亭は今年の正月から復活したそうです。当方は復興を祝って、一人でイカの丸焼きとカンビールで乾杯しました。しかし、相模亭の今後はそう平坦な道とは思えません。



崩れてしまった城ケ島京急ホテルの駐車場も復活、ここから商店街への長い橋も完全に新しくなって復活しました。



商店街で、もろに高波をくらった2軒の店は、シャッターを閉めたままでした。災害からすでに半年たっています。いつも買う、干物屋さんで、鯵の干物とアオサを買って、まだ閉まっているところがありますねとおばさんに聞くと、お店の再興をあきらめたところがあちこちあるということです。客さんはみな三崎港のお魚マーケット<うらら>でお買い物をして、その周辺で鮪料理を食べると決まっているから、城ケ島の御店は食べてゆくだけで精一杯のような気がします。高波にみんなもっていかれたら、やる気をなくす気持ちもわかります。
 今日は波一本に絞った撮影で、スローシャッターもやりませんでした。今日の発見に我ながら驚きを隠せません。

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自然教育園日記 その30 ~広角レンズの改革~

2015-05-03 19:22:38 | 日記
2015-5-2
矢継ぎ早に広角領域の改革に動く。
フォクトレンダー・カラースコパー・21mm F4P の中古が出たので購入。
ついでにフォクトレンダー・レンズアダプターライカMマウントからソニーFEマウントを購入。これはクローズ・アダプターがついていないので63gと軽い。フォクトレンダー・レンズ136g +アダプター63g=199gでSony/Zeiss 16-35mm, 518gより圧倒的に軽くなる。フルサイズ広角は21mmが一番使い易いと予想し、Sony/Zeiss 16-35mmをフォクトレンダー・カラースコパー・21mm F4P一本で置き換えると、旅が楽になるかもしれないと思ったのである。もう一つ、こちらの方が重要であるが、フォクトレンダー・クローズ・アダプターにつければ、フォクトレンダー・カラースコパー・21mm F4Pは15.6cmまで寄れるのです。12mmの10cmには及ばないが、その代り少し大きく撮れるから、接近撮影に21mmの方が楽である可能性を期待したのです。12mmの棟方志功風撮影はエイヤといってやらないと、気楽には出来ない、大変疲れる撮影なのです。アリス・イン・ワンダーランドにはどちらが向いているだろうか?

一方、一昨日撮ったSony/Zeiss 16-35mmの写真を見ると、そのZeiss色と解像は当方にとって、極めて魅力的です。


Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm


Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm


Sony alpha7R + Sony/Zeiss 16-35mm

フォクトレンダー・カラースコパー・21mm F4Pの位置づけを見極めるために、自然教育園で試写をしました。


Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm


Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm


Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm

今日はナルコユリにアリス・イン・ワンダーランドのチェシャ猫が現れたようである。ちょっと小さいか?


Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm


Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm


Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm


Sony alpha7S + フォクトレンダー・カラースコパー21mm

フォクトレンダー・カラースコパー・21mm F4Pの色は濃厚ではあるが、Sony/Zeiss 16-35mmの透明感を持つ濃厚さにはとうてい及ばない。ということで、ベルリン・フリー旅でいい写真を撮ろうと思ったら、Sony/Zeiss 16-35mmを持って行くしかないというのが結論。しかし、フォクトレンダー21mm+クローズ・アダプターでの接近戦で、この21mmは常に携帯しておくに有効なレンズとなることは間違いないと理解した。

フルサイズ広角レンズの理想は、Zeiss loxia で18~21mmの単焦点レンズが出てくることです。残念ながら当分出ないでしょう。それまでは、フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm, カラースコパー21mm, Zeiss Distagon 18mm, Sony/Zeiss 16-35mm、Sony/Zeiss Distagon 24mmを使い分けることになります。いずれも帯に短し、襷に長し。いまのところの感想は下記のとおり。多すぎるので、どれかがサヨウナラとなりそうです。




Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII


Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII


Panasonic Lumix GH4 + Olympus 75-300mmII
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自然教育園日記 その29 ~アリス・イン・ワンダーランドを目指して~

2015-05-01 20:25:42 | 日記
自然教育園日記 その29 ~アリス・イン・ワンダーランドを目指して~

2015-4-28
天気が続いています。やっぱり、午前は仕事、午後撮影というペースを崩すことができません。LifeSeqの売り物を作る仕事がそう簡単でないことが次第に見えてきて、 何も忘れて遊びという具合になれないのが、何十年もの間に身に着いた習慣で、因果なもんだよ。


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro

アヤメはこれからの主役の一つだけれど、遠くからしか撮影出来ないないので、だれが撮っても同じになってしまう。


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro

そこで、当方は超小さき、咲き残ったツボスミレと格闘する。アリャ、よく見たらツボスミレですかこの花、違うな?ウームわからん? (その後わかりました。ムラサキサギゴケというらしい)


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro

こちらは、次なる主役の一つ。センニンソウ


Sony alpha7R + Zeiss planar 100mm macro ホウチャクソウ

こちらは、そのうち撮ろうと思っているうちに終末に近づいてしまったホウチャクソウ。たいした対象ではないとおもっていたら、意外に魅力的ホルムをしています。


Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm  ツボスミレ

これはツボスミレでまちがいないでしょう。
超低いアングルとウルトラワイド12mmを多用するのは、アリス・イン・ワンダーランドの視点を狙っているのです。今日はあんまり成功しなかったけれど、小さくなった不思議の国のアリスが見るであろう世界を描きたいと思っているのです。以前ご紹介した、外部モニターをつかったローアングル撮影セットを使っています。これを使った撮影はとっても疲れて、2,3ヶ所の場面を撮るともうギブアップです。まだまだアリスの世界にはなっていません、道は遠い。


Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm  センニンソウ


Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm


Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm  ホウチャクソウ

ホウチャクソウの上にアリス・イン・ワンダーランドのチェシャ猫かなにか出てきたら面白いのに。


Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm


Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mm


Sony alpha7S + フォクトレンダー・ウルトラワイド12mmの組み合わせをちゃんと試写してみました。 以前、宝川温泉で評判を落とした、この組み合わせですが、今日は大丈夫、おかしな色ということはありません。 Sony alpha7Rに比べて周辺減光が間違いなく改良されている。なによりも、周辺の色かぶりが大幅に改善されたことがうれしい。Sony alpha7Sなら、オールドスタイルの広角レンズをバンバン使えそうです。

Sony alpha7Sに関するコメントはネット上でも少ないと思います。まして、Sony alpha7RとSony alpha7Sを現場で比較する情報はまずないでしょう。それなのに、当方の情報はあまり興味を引いていないようです。いかにSony alpha7Sがその存在を知られていないかということでしょう。

2015-4-29
さて、次の日の自然教育園は、きっと大して撮るものは無いだろうと、フルサイズからマイクロフォーサーズ2台に切り替えました。Lumix GH4の超高速連写40コマ/秒の成果と、フォクトレンダーF0.95 25mmのボケの成果、2枚を載せます。Lumix GH4の超高速連写も知られていないし、フォクトレンダーF0.95も知られていない。当方はなんて、レアものばかりを使っているのだろうと思うのですが、みなさん知らなくていいです。みんなが使い始めたら、当方としてはまた違ったことを考えださなければなりませんから。



Panasonic Lumix GH4+ Olympus 75-300mmII アヤメとアゲハ



Olympus OM-E D-M1 + フォクトレンダーF0.95 25mm ナルコユリ

マイクロフォーサーズは色々な試みが気軽にできていいですね。これと同じことをフルサイズでやろうと思ったらえらいたいへん。
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