小さな旅、大きな旅の写真物語(Virtual trips/travels)

京都や東京を本拠地として、自然の中や町を歩きながら、撮った写真をどんどん掲載します。いっしょに歩いているように。

最後の鳥撮り その5 ~池上本願寺、洗足池、林試の森公園~

2016-01-05 20:34:11 | 日記
最後の鳥撮り その5 ~池上本願寺、洗足池、林試の森公園~

食べ過ぎ、飲み過ぎで、とにかく歩かないと。1月3日は池上本願寺へ、帰る途中に洗足池に、1月4日は林試の森へ。なんとか10,000歩の確保に余念があません。飛び鳥撮りは相変わらずユリカモメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロの繰り返し。それでも黙々と撮り続けます。そのうち何か見えてくるのか? 飽きて終了してしまうのか?
機材はSony α7RII + フォクトレンダーNokton 50mm F1.5



池上本願寺は日蓮上人が亡くなられた場所に建てられたお寺ということで、東京にしては大きなお寺です。池上線沿線というのは当方の家からは結構乗り換えがおおくて行きにくいので、今回初めて訪れるということです。











昔はテレビといえばプロレスでした。プロレスといえば力道山。



池上本願寺の周辺は、素朴な門前町という雰囲気がいい。久しぶりに葛餅を買って帰ります。せっかく池上線に乗ったのだから、洗足池で降りてみました。



洗足池も初めておとずれます。
ちょうど、誰かがカモメに餌をやっているところで一斉にカモメがよってきます。カモメはこれを期待してか、人がくると餌をもらえると思って集まってくる。餌をくれそうな人とそうでない人とそれなりに考えて、全ての人に寄ってくるわけではないようで。カモメの方もすぐ動くカモメとガンとして動かないカモメもいて、カモメの行動を見ているのは結構面白い。(なお、ここでは鳥に餌をやることが禁止されています)

以下、機材はSony α7RII + Pentax DAL 55-300mm + Pentax X1.4S









池には杭がいっぱいあって、カモメが数珠つなぎにとまるところが、この池の特徴的風景となっている。



とまる場所とか、とまる権利の順位が決まっているようで、お前どけ、俺の場所だというと、すみませんといって場所を開ける様が見られます。なにがこの順位を決めているかわかりませんが、カモメの行動は人の行動を思い起こさせて、カモメも人もあまり変わりない。









美しい色とパターンを自然の中に探して撮影することと、珍しい鳥を探し求めて撮影するということは、自然を見る目が全く違ってくる。写真クラブの方は雑食であると言って、両方撮っているが、当方には両方を同時にやることは疲れる。当方の場合は機材も全く違う。趣味だから、なにか次々に追いかける面白さがないと続かない。珍しい鳥を撮りたいという動機はとっても継続性をもっている。飛び鳥撮りは美しい色とパターンを自然の中に探して撮影するという方向に同調できるかと思って始めたのであるが、継続性があるのだろうか? ここはユリカモメの撮影がそう難しくないので、鳥としては珍しくはないが、
対象をユリカモメに固定して美しい色とパターンを探す方向で色々試みてみるのも面白なと思うのである。そういう意味では洗足池はいいテスト場かもしれない。




1月4日は午後1時過ぎから林試の森公園に行く。ここはいつもオープンだから、自然教育園が休みの時に訪ねる。当方が見つけられる鳥は自然教育園と同じで、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、コゲラ。違うのは、カメラマンがぜんぜん少なく、道ではジョギング、高齢者杖散歩、幼児の自転車がメジャー。撮影している時の周囲の音はとても気になるもので、ジョギングの息づかいが頻繁に聞こえるのは、うれしくない。人が多いせいか鳥は殆ど高い木の上で、シジュウカラ、メジロは豆粒撮影となってしまいます。



相変わらず、イイギリの実とヒヨドリ



メジロとおもいますが?



めずらしいことに、逃げてきたインコが生息している。ワカケホンセイインコらしい?<東京都では大田区の東京工業大学構内のイチョウ並木にねぐらがあり、夕方になると1,000羽を超えるワカケホンセイインコが毎日集結します。>とネットに書いてある。林試の森は東工大から1.5kmくらいの距離だから、そこから出張してきているのだろう。





センダンとヒヨドリ



イイギリの実は鳥にとってあまり美味しい御馳走ではないそうです。ヒヨドリはなんでも食べるのでどんどん繁殖するのでしょう。しかし、ヒヨドリはこれをパクパク食べますよ。



梅が咲いていました。
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最後の鳥撮り その4 ~鷹匠(タカジョウ)編~

2016-01-02 21:23:45 | 日記
最後の鳥撮り その4 ~鷹匠(タカジョウ)編~



明けましておめでとうございます。
今年の年賀状です。
焼き物はレオ・ヌッチが歌う<プロバンスの海と陸>(椿姫、ベルディー)のイメージで作ったもの。朝焼けの海です。これまでブログでは<プロバンスの陸と海>とわざわざひっくりかえして書いています。海を強調したかったのです。もう一つ撮影したのですが、器がなんだかよくわからないのでボツにしました。貝シリーズの作品です。



色立体、色付き花器はなかなか理解されません。まだまだこれからです。頑張ります。


さて、1月2日は浜離宮恩賜庭園で鷹匠による放鷹術の実演を見に行きました。飛び鳥撮りの年初めです。
今日の機材はSonyα7RII(APS-C仕様) + Pentax DAL 55-300mm +Pentax テレコX1.4-S 一本勝負です。







この方が鷹匠の師匠。東京、千葉、静岡、山梨等々から弟子が集まって放鷹術を披露します。浜離宮恩賜庭園はもともと将軍家の御鷹場でした。現在、公式には鷹狩は行われなくなりましたが、池からおとりの鳥で野鳥を水路に誘導して鷹狩をする仕掛けがいくつも残っています。この鷹匠集団は個人的集団です。





この48階、電通本社ビルのてっぺんから鷹(なんとかノスリ)が浜離宮の会場へ急降下してターゲットのハトを捕まえるという筋立てなのです。この行事は恒例になっているので屋上には鷹を飛ばす台がしつらえてあります。



鷹は勢いよく飛び出すのですが、



これがターゲットのハト



筋立て通りには行きいませんで、カラスとトビ集団が縄張りを確保するためにワンさと集まって鷹をけん制します。



鷹は警戒して一気に下りずに木にとまったり旋回したり、なかなかターゲットに到達しません。



鷹匠師匠がなにやら別のエサでつって、引き戻してウヤムヤの終了となりました。



観客が、振り替え(離れた2名の手から手に鷹をうつす)を体験、こちらは上手くゆきました。







鷹匠およびその補佐の勢揃い、なんとも女性優位です。

今回は初めての参加で、なにやら、鷹の動きが良くわからず飛び鳥撮影とはなりませんでした。
庭園を少し歩いて、飛び鳥の撮り初めを試みました。が! 以下のように全部ピンボケでおわりました。まだまだ訓練が足りません。

ツバキの花と良くお目にかかるセキレイ、ハクセキレイ? 



ハクセキレイ(?)のピンボケ失敗。


ヒヨドリのピンボケ失敗


シジュウカラ(?)のピンボケ失敗

今日は飛び鳥撮り皆失敗。 前途多難だよ。
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