パイオニアの高級カーナビ「サイバーナビ」に搭載されている機能で、これから走る先の道路状況が画像で把握できます。
仕組みは次のようです。道路の特定な地点を予め撮影ポイントとして設定しておき、上記機能を搭載する車がそこを通過すると、カーナビに搭載されたカメラが自動でそこの状況を撮影し、その情報を、データ通信網経由でパイオニアのサーバーへ送信します。その情報は、ルート検索などにより、これからそこを通過するであろう、同じカーナビ利用の車へ配信される、というものです。
パイオニアのサーバーでは、送信された画像を保存→選別→プライバシー処理→キャプション処理をした上で公開画像化します。
なお、撮影ポイントとして、現在、国内の7000地点が設定されているようです。
パイオニアでは、2006年よりカーナビ搭載車から走行情報を収集する「スマートループ」をいう取り組みを展開しており、この取り組みで集められたデータを分析することで渋滞箇所を抽出し、それらを撮影ポイントとしているようです。
今後は、さらに、収集画像を解析してナビに活かす機能なども、検討中とのことで、更なる進化が図られるようです。