俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

立夏

2013-05-05 | 俳句・夏・時候




新装の東京駅や夏来(きた)る


二十四節季の一つで、陽暦五月六日頃。

ただし、今年は五月五日。

暦の上ではこの日から夏の季節が始まる。

気象学的には六月からが夏であるが、暦によって夏に入る感情が

整えられる。







新しくオープンしたビル「KITTE」に行った。

その六階、屋上庭園から新装なった東京駅がよく眺められる。

ゴールデンウィークとあって、物凄い人出で、エレベーターに乗る

のに長蛇の列ができていた。

それでも屋上に出ると、立夏の青空が気持ちよかった。

創建当時に復元された東京駅を目の前に見ることができた。

余談だが、この屋根に使われているスレート瓦の一部は、石巻で

あの大津波に流されたものを回収し、洗浄したものだそうである。






街中の人の通りも立夏かな



東京駅から秋葉原へ向かって歩いた。

日本橋高島屋前の通りも光が溢れて、「夏に入る」の感があった。







お江戸日本橋と言われた日本橋を渡った。

上に高速道路が通り情緒がないが、橋の両側に設置されている

彫刻の街灯が由緒ある橋であることを伝えていた。







秋葉原の電気街に行くと、若い学生風の男性ばかりが大勢歩いて

いた。

昔の電気街とは様相を一変し、電気店を見つけるのが難しいくらい

で、ゲーム関係の店や萌え系の喫茶店、カレーやラーメン店が軒を

連ねていた。







秋葉原を通り抜けると上野まで歩こうという気になり、御徒町のアメ

横へ来ると、人込みで動けなくなるほど込み合っていた。

そこをようやく抜けて振り返ってみると(上の写真)、やはり凄い人出

であった。



道に立つメードの少女夏に入る



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コメント
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