俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

夕立

2013-05-29 | 俳句・夏・天文




乗船の足止めをせし夕立(ゆだち)かな


夏の午後、積乱雲の通過に伴い短時間に局地的に降る驟雨。

雷を伴うことが多い。







船に乗って街を眺めようと思っていたが、乗船時間の近くになって急

に空に暗雲が垂れ込め、雷が鳴り、激しい雨が降ってきた。







やむなく建物の中で夕立が通り過ぎるのを待っていた。







こちらではスコールと呼ぶのかもしれないが、日本人からするとまさ

しく夕立であった。

傘を持たない人が鞄を雨よけにして走って行った。







激しい雨はブーゲンビレアをも叩いていた。






日本人同士夕立を過ごしけり



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