俳句の風景

写真と自作の俳句を掲載しています。

夏蜜柑

2013-05-12 | 俳句・夏・植物




一心に掃く寺男夏蜜柑


ミカン科ダイダイ類の常緑低木。

江戸中期、現在の山口県長門市に漂着したものが発見され、その

後同県萩の武家屋敷で栽培されたのをきっかけに普及したといわ

れている。







初夏に白色五弁花を開き、花の後、大きな果実を結ぶ。

秋に黄熟するが、翌年の春から夏に食用に供される。

従って、春の季語とする歳時記もある。

味は酸味と苦味とがある。







ある寺の一角に夏蜜柑が生っていた。

そのそばで、寺男が竹箒を持って一心に掃除をしていた。






朝よりの日差しの強し夏蜜柑



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